実例
先日、あるスクール生の保護者様からとても嬉しいお話を聞かせていただきました。
同じチームに所属している2人のスクール生の話です。
ある試合でスクールで練習した形でそのスクール生2人でゴールを奪ったそうです。
観戦されていた2人の保護者様は
「あれってプラセールで練習した形よね?」
と顔を見合わせたそうです。
きっと他の保護者様はチームの得点を喜んでいただけたと思いますが、
スクール生2人の保護者様はどのようにゴールを奪ったかを喜んでいただけたのだと思います。
おそらくゴールを奪った連動は「ピサーダ」だと思います。
ラストパスで終わらず、ゴールを奪いきるまで関わるという意図で練習した内容です。
スルーパスを受けたボール保持者は周りの状況を把握して、意図的にスペースを作る動きをします。
同時にシュートの選択肢を持つことでGKのポジションも動かします。
またサポートの選手へのパスの質も求められます。
フィニッシャーはラストパスで終わらず、マークを外してサポートに入ることで、
決定的なシーンをより決定的にします。
そのためにタイミングも含めてパス&ゴーの質が求められます。
サッカーの試合を見ていても、もう一度関われば得点できたのにと感じるシーンがあります。
まさしく最後まで関わることでゴールを奪ったシーンだったのだと思います。
全てのスクール生が確実に上達しています。
スクールで練習している成果をスクール以外の場所で感じていただけたことが本当に嬉しいです。
フットサルがサッカーにも活きる実例の一つです。
そして、フットサルの練習をしていなければ生まれない形です。
今回のお話だけでなく、保護者様からは私のモチベーションになるようなお話をいただくことがあります。
心から感謝いたします。
それだけでなく、
お子様たちが楽しそうにプレーしていること、
お子様たち自身が上達を実感した瞬間が
私の最大の喜びでありモチベーションになります。
チームではないので、できないことが多くありますが、
スクールだからこそできることがたくさんあります。
あまり行けていませんが、
私自身もスクール生たちの試合をできるだけ観戦したいと思っています。
会場で様々なチームの試合を見て、お子様たちの成長を感じながら、
次の月間テーマや週のトレーニングメニューを決めることもあります。
今後も極力観戦に行きますので、会場でお会いしたら声をかけてくださいね。