指導ガイドライン
U-6 プレゴールデンエイジ
≪特徴≫
神経回路の発育が著しい時期(大人の8割程度まで発育)
多くの運動能力を身につけられる
ゴールデンエイジを迎えるために大事な前段階
好奇心旺盛で、集中力は長く続かない
自分とボールの関係、自分と相手とボールの関係しか見られない
≪目標≫
フットボールを楽しむ
遊びの中で自由に体を動かせるようになる
いろいろな運動を経験し、神経系の発育を促す
フットボールの基本となる「ゴールを狙う・ゴールを守る」を身につける
大まかな技術要素(ドリブル・パス・コントロール・シュート)を習得する
サッカーを通じて少しずつ社会性や集団行動を身につける
≪トレーニング内容≫
鬼ごっこ
ステップワーク
ボールフィーリング
ドリブル・コントロール・シュート
テクニック
ナンバーズゲーム
ゲーム
U-9 プレゴールデンエイジ~ゴールデンエイジへの突入
≪特徴≫
動きの習得に最も適した時期
言葉をうまく使えるようになり、考えて行動できるようになる
誉められ認められることへの欲求が高い
競争心が強い反面、協調性に欠ける面もある
小グループを作って行動するようになる
専門的なトレーニングへの導入時期
自分と味方チーム、自分と相手チームの関係を見られるようになる
≪目標≫
フットボールを楽しむ
仲間を大切にする基本的なコミュニケーション能力を身につける
基本的なスキル(ドリブル、パス、コントロール、シュート)を身につける
1対1でのスキル・テクニック・デュエルを身につける
認知・判断・決断・実行のプロセスを学ぶ
小さな失敗、小さな成功を数多く経験し、課題に取り組み成し遂げる力を身につける
ルールを覚える
2人の関係での展開の基礎を身につける
フェアプレイと前向きな声掛けを身につける
自立できる選手を育てる
≪トレーニング内容≫
コーディネーショントレーニング
ドリブル・パス・コントロール・シュート
テクニック
浮き球の処理
1対1
2人の関係での展開
少人数制のゲーム(2対2、3対3など)
ゲーム
U-12 ゴールデンエイジ (~ポストゴールデンエイジへの突入)
≪特徴≫
心身の調和がとれ、一生に一度の即座の習得が可能な時期
好奇心旺盛で学ぼうとする意欲が高い
集中力が高く、達成しようとする意欲が高い
成長の個人差が非常に大きい
チーム対チームの関係、チームの中の自分の役割を理解できるようになる
筋肉は未発達なため、スピードやパワーは身につきにくい
≪目標≫
フットボールを楽しむ
習得した技術をベースに各要素に応じて、パーフェクトな技術を身につける。
ドリブル(より多くの選択肢を持つ)、パス(質の追及→方向・強さ・タイミング)、コントロール(プレッシャーの中での様々な部位でのコントロール)、シュート(様々な状況からのシュート)
1対1でのスキル・テクニック・デュエルを身につける
認知・判断・決断・実行の質を上げる
2人の関係・3人の関係での展開の習得
チーム戦術の中で自分の役割を理解し、ベストのパフォーマンスを発揮する
フェアプレイと前向きな声掛けを身につける
自律できる選手を育成する
正しい食習慣の知識を身につける
≪トレーニング内容≫
コーディネーショントレーニング
ドリブル・パス・コントロール・シュート
テクニック
浮き球の処理
デスマルケ
1対1・レガッテ
2人の関係、3人の関係での展開
少人数制のゲーム(2対2、3対3など)
ゲーム