コーチング

 
今回は僕が指導する時にいつも意識していることを紹介します。

僕が特別なことをしている訳ではなく、

指導者としては一般的なことであることを予めお伝えしておきます。





まず「ティーチング」と「コーチング」について。

「ティーチング」とは答を教えること

「コーチング」とは子どもの中にある考えを引き出すこと

ティーチングとコーチングの違い


新しい知識などについては教えますが、

基本的に子どもたちに問いかけて、

選択肢を出しながら子どもたちの考えを引き出します。

僕から発信しますが、姿勢は聞き役であるように努力しています。


なので、プレーについて怒ることや命令するようなことはありません。

大事なのは子どもたちの今よりも将来です。

もし子どもたちに求めていることが今できないのであれば、

それは僕の力量不足が原因です。








「コーチング」にも3つの手法があります。

プレーを止めないでコーチングする「シンクロコーチング」

現象が起きた時にプレーを止めてコーチングする「フリーズコーチング」

選手を集めてコーチングする「ミーティング」

の3つです。

それぞれにメリットとデメリットがあります。


この選択はとても難しく、

プレイングタイムの確保

どれだけ子どもたちに伝わっているか

改善が見られたか

などなどの観点から、後で反省することが多々あります。








県リーグなどのジュニアの試合を観戦に行くと、

普段から素晴らしい指導をされているんだろうと感じる指導者がおられます。


日々勉強しながら、アウトプットしていきたいと思います。







岡ちゃん


岡田武史氏の講演会に出席してきました。






岡田さんと言えば、代表監督のイメージが強いですね。

「外れるのは市川。カズ、三浦カズ。北澤。」

そんなネタもあって会場は盛り上がりました。

今はFC今治のオーナーとして、香川県民としては勝手に身近に感じています。





主催は何かとご縁のある「小豆島スポーティーズ」さん。

2月にはフットサル大会でエキシビションマッチとクリニックをさせていただきました。








講演はかなり面白かったです。

なぜ今治なのか

FC今治の理念

プレーモデル

岡田メソッド

などなど興味深いものばかりでした。


岡田さんは論理的で引き出しも多いし、かなり頭がいいんだと思います。









おこがましいですが、

規模は小さいながらも理念や考え方の方向は同じだと感じました。

これからも勉強させていただきたいと強く思います。






第6回大人のフットサル大会


第6回大人のフットサル大会 エンジョイ男女MIXクラスを開催しました。


今回も常連チームに出場していただいて定員数での開催。



 


大人のフットサル大会 エンジョイ男女MIXクラス

女性にフットサルを楽しんでいただくための大会です。


女性のゴールは2点。

同一男性の得点は大会を通じて1点のみ。

主旨にそぐわないプレーやマナー違反があった場合は

次回より出場をお断りさせていただくという設定をしています。





ですので、基本的に男性のシュートはありませんし、

女性に対しては優しいプレーを心がけていただいています。

今日も女性のゴールが13ゴール生まれました。








見事優勝したのは『genyas』



とても仲のいいチームですね。








次回大人のフットサル大会は8月30日(木)に開催予定です。

予約ページはこちら ⇒ coubic




2018年5月度ゲームデイ

 
5月のゲームデイを開催しました。

今月のテーマは「レガッテ(突破のドリブル)」でした。


フトコロの深いところでボールを持ち、

相手の重心を動かし、

相手より半歩速く突破する、

レガッテを練習してきました。

特にサイドでは突破にチャレンジすることを促しました。








それではMVPの発表です。


火曜日 U-9クラス
だいち選手



 
数か月前まではパスコースがあってもドリブルの選択肢しかありませんでしたが、

ドリブルとパスの選択肢を持ったうえでプレーの判断ができるようになってきました。

そうなるとドリブルにも磨きがかかっています。





火曜日 U-12クラス
ゆうき選手、かいと選手



 
2人が同率でMVPとなりました。

このクラスは定員まであと1名となっており、

高いレベルで切磋琢磨できているクラスです。

フットサルは全員で守備をして、全員に得点のチャンスがあります。

そういう意味でも今回最も楽しめた2人だったと思います。





木曜日 U-12クラス
ゆうま選手



 
4年生ながらリスクをケアするポジショニングをできる選手です。

技術もしっかりしているので、攻撃の起点にもなれます。

判断が少しずつよくなってきているので、

日本代表の長谷部選手のような選手を目指してほしいです。








毎回、その月のテーマを確認してゲームに入ります。

テーマに関しては意識している選手が多く、いいプレーがたくさん見られます。


ボールを持ったら、自信がなくてパスコースを探していたのに、

果敢に突破にチャレンジして、

成功体験を経験した選手がたくさんいたことが嬉しかったです。







2018年6月のテーマ

 
6月のテーマは「コントロールオリエンタード」です。

方向付けをしたコントロールです。



フットサルは足裏で足元に止めてから考えるからダメだと言われることはもうなくなりました。

プレッシャーが激しいフットサルで、ボールを足元に止めることは実は殆どないです。

むしろトラップは止めるのではなく動かすという感覚です。


ファーストタッチはスペースを認知して、体の向きを作って、

最初のタッチでスペースへ運ぶことをイメージしますが、ファーストタッチとも少し違います。


相手との間合いを作るために、バックステップをしながら後ろへコントロールすることもあります。

体の向きとは逆方向にコントロールすることもあります。

どちらも相手の位置と状況を判断したコントロールで

ゴールを目指すコントロールオリエンタードです。


コントロールオリエンタードはサッカーに活きる重要なスキルの一つです。

サッカー界ではネイマール選手やイニエスタ選手が例としてよく挙げられます。








毎回の練習の最後はゲームを行います。

毎回のようにコントロールオリエンタードができればいいプレーになったと感じるプレーがいくつもあります。



コントロールオリエンタードは昨年度は5月のテーマとして実施しました。

コントロールオリエンタードを練習したことによって、

全てのプレーが明らかに上達した選手がいます。


今回も開花する選手が出てくることを楽しみにしています。