部活かクラブチームか

中学に進学するにあたって、

部活かクラブチームかという選択肢があります。

大変ありがたいことに、この時期はこの相談も多くいただきます。



部活にもクラブチームにもメリットとデメリットがあります。

僕は大前提にサッカーを続けてほしいという想いがあります。

サッカーを楽しめる環境を選択してほしいです。

その環境は選手それぞれで違います。








【クラブチームのメリット】

複数の指導者が在籍している

専門の監督・コーチの指導を受けられる

練習時間が多く、実力がつきやすい

複数のチームを運営しており、1年生から試合経験を積むことができる

トレーナーやスポーツフードアドバイザーが在籍しているクラブもあり、アドバイスをもらえる




【部活のメリット】

基本的に普段の生活範囲で活動できる

人間関係を築きやすい

学校行事と連動している

費用はクラブチームと比べるとかなり安価

とても素晴らしい指導者に巡り合う可能性もある








部活にもクラブチームにもメリットがあります。

どちらを選んでもプラスにしかなりません。



最も重要なことは本人に決めさせることです。

苦難にぶつかった時に、

あの時親がこうしろと言ったから

そんな言い訳はしてほしくないです。








部活の方がいいとか

クラブチームの方がいいとか

それは言えません。


人から聞くメリットとデメリットは主観でしかありません。

ご自身で体験し、指導者と話し、そのうえで決めていただければと思います。



スクール生が行きたいクラブチームがあれば、ご紹介させていただくことは可能です。

お気軽にご相談ください。







プレーモデル


JFA第43回全日本U-12サッカー選手権大会香川県大会の決勝戦が行われました。

丸亀FCさんおめでとうございます!


決勝戦は見ることができませんでしたが、

他の試合や大会を見た印象では

個々の能力が高く、組織としても普段のトレーニングの質の高さを想像できます。


バーモントカップではベスト8進出。

その経験もアドバンテージになるでしょう。

全国大会でのご活躍を期待しています!








さて、この大会が終わって、

複数の方からご相談をいただいております。

その殆どはスクール生以外の保護者様からです。

内容は「試合に出られなかったこと」についてです。



詳細は割愛しますが、

私の見解は

○チームのプレーモデルを明確にするべき

○そのうえで全員を試合に出すべき

この2点です。








チームのプレーモデルについて

プレーモデルは戦術などのプレースタイルではなく、

チームの方針や価値観のことです。


例えば、上手な子だけ試合に出して勝利を目指す

というのも一つのプレーモデルかもしれません。

それを明確に示している必要があります。





全員試合に出すべきということについて

技術的に劣る選手であろうと

助っ人参加した下級生であろうと

全員試合に出すべきです。

子どもたちは試合に出たいし、

試合に出ることで経験を積み上達します。


最低でも試合時間の半分は試合に出してほしいです。

人数が多いのなら、2チームエントリーすればいいのではないかと思います。

6年生の大会なのに、6年生が試合に出られない

試合には行ったけど、試合に出してもらえない

そういう状況はあってはならないと思います。








入団の際にどのチームに入るかの選択肢はとても少ないと思います。

ただ、プレーモデルは十分に確認しておくべきです。




ハラスメント


今年の夏は外部コーチとして指導させていただいているチームに帯同して、

県内外のジュニアの大会をいくつか観戦させていただきました。





今回は暴力・暴言の根絶やハラスメントの防止について。

JFAも多角的な取り組みを推進しています。

ゼロ・トレランスの姿勢で暴力・暴言等を根絶する ~子どもたちが安全に安心してサッカーに打ち込める環境を~








正直、何をもって暴言、ハラスメントとなるか微妙な部分はあるかと思います。

そこもJFAは懲罰基準を明確化しています。


僕は根本的に子どもが大好きで、

暴力はもちろん、暴言やハラスメントは一切ないと思っています。

でも、そういう人こそ思い込んでいるだけで危険なのかもしれません。

まだまだ勉強不足なので、しっかり勉強する必要があります。








さて、たくさんのチームを見た中で、

あくまで主観で、対照的な2チームの試合がありました。

その試合はたまたま僕が主審をさせていただいた、

あるトーナメントの決勝戦です。


決勝戦だけあって、選手のスキルやサッカーIQが高く、

客観的に見てもレベルの高い試合でした。





一方のチームはもう一方のチームよりもスキルが洗練されていて、

普段しっかりとトレーニングされていることを伺えました。


ただ、指導者の方がベンチから

一つ一つのプレーにずっとダメ出しをしている

しかも感情的に選手を非難しているように聞こえました。

鼓舞するためのパフォーマンスにも見えないし、

試合中ずっと止まることはありませんでした。



例えば

素晴らしい飛び出しで相手のスルーパスをクリアしたGKに対して、

「何故キャッチしないんだ」

「お前それだから・・なんだ」

と繰り返し繰り返し罵声にしか聞こえない言葉を浴びせていました。


GKがキャッチしなかった理由はペナルティエリアを出ていたからで、

その選手は考えを伝える隙間も与えられず、泣き出していました。

僕は近づいて「ナイスプレーだったよ」と声をかけましたが、

それで補えるレベルではない辛さだったと思います。



このプレーだけでなく、

指導者から前向きな声掛けや誉める言葉は一切なく、

終始罵声にしか聞こえず、

愛情の微塵も感じなかったです。





ピッチの中でも、

選手どうしが一つ一つのプレーに

「なんで」「おい」「もう」

とマイナスの声しか出ていませんでした。


ただ、選手はとても上手で、

この試合、残り1分30秒の時点で4-2でリードしていました。








一方のチームは対照的で

常に前向きな声掛けしか聞こえてこないチームでした。



例えば

DFが裏を取られて失点した場面では

MFの選手がその選手に対して、

「俺がパスの出どころへのプレッシャーが甘くてごめん。

俺もできるだけプレッシャーにいってみるから、

もう少しポジションを絞ってみて。

次はインターセプトしてカウンターにつなげよう。」


指導者の方は試合中はあまり具体的な指示はされていませんでしたが、

普段からしっかりトレーニングされていることがわかります。


個々のスキルは相手チームより劣るものの、

こういう声掛けばかりなので、

試合を進めながら徐々にプレーの質が上がっていきます。

雰囲気もとてもいいです。



1-4でリードされながらも諦めることなく、

後半途中で1点取り返して、さらに雰囲気がよくなり、

後半残り1分30秒をきってから、

2点取り返して同点に追いつきました。








結局PKで前者のチームが勝ちましたが、

試合後のベンチも対照的でした。


選手たちを強く非難し続けるチーム(why)

指導者と選手どうしで前向きに話しているチーム(how)








前述のとおり、

どこからが暴言で、ハラスメントとなるのか微妙だと思います。

ただ、明らかに言えることは、

片方のチームの子どもたちには笑顔がなく、

サッカーを楽しんでいるようには見えませんでした。








この試合に限らず、

暑い炎天下で

指導者が椅子に座り、

選手たちが立って話を聞いている姿も多く見ます。

中にはタバコや電子タバコを吸いながら指導されている方もおられます。








少年団の指導者は勘違いしてしまいやすい環境にあると思います。

子どもたちは素直で慕ってくれるし、

保護者の方が飲料や食事を用意してくれたり、

指導しやすいように、色々と気を使ってくれます。

注意してくれる方もいないので、

まるで自分が主役でチームが回っているような感覚になりがちなのかもしれません。


でも主役は子どもたちです。

子どもたちのために自分ができることを尽くすだけです。





フットボールが好きな子どもたちが

フットボールを楽しんで、

中学生、高校生、大人になっても

フットボールを続けてくれることを切に願います。







成長

 
外部コーチとしてチームを見させていただいています。

私にとって、とても大きな学びがある場になっています。





スクールでは現時点だけでなく将来も見据えて、

「個を伸ばすこと」に注力してトレーニングしています。


一方、チームでは「個々を活かすこと」を考えます。

しかし、個々の特徴である技術や判断力は

大前提として気持ちがないと発揮できません。

気持ちを作るために試合への入り方や雰囲気作りも重要です。

試合中はプレーの予測や修正力も求められます。





これはスクール生の試合を観戦に行った時に

試合の中でスクール生の上達を実感できたり、

意外な一面を発見できたりするとともに、

持ち味を発揮できていないと感じる部分があるのですが、

同じ要因だと考えています。








「スクールとしてもっとできることがある」

最近そう感じるようになっていました。


専門的な用語を使うと

アナリティクストレーニング、グローバルトレーニングだけでなく、

インテグラルトレーニングも実施していくということです。


元フットサル日本代表監督のミゲル・ロドリゴ氏は

インテグラルトレーニング=技術+戦術+フィジカル+認知力+決断力+集中力+モチベーション+守備戦術+攻撃戦術+ゲーム戦略+相手+ピリオドと言っています。





スクールが休みだった2週間を利用して、

県内外含めて、いくつかのチームやスクールの様子を見学させていただきました。

それぞれプレーモデルや理念があり、素晴らしいものばかりでした。

全国常連チームの指導者とお話しさせていただいた際には

インテグラルトレーニングを実施されているという話も伺いました。








現在のプラセール・フットサル・スクールのトレーニングに自信も持てました。

正直、スクールでは難しい部分もありますが、

インテグラルトレーニングを取り入れることで、

スクールとして成長して、

さらにスクール生にプラスになるスクールにしていきます。

何よりフットボールを楽しむことが一番大切であることは変わりません。





より楽しくなる
より好きになる
よりうまくなる
プラセール・フットサル・スクール






バーモントカップ

 
バーモントカップの香川県大会が開催されました。


バーモントカップは全日本U-12フットサル選手権大会です。

数年前とは違い、この大会に注力しているチームが増えてきた印象があります。

中にはフットサル専門チームもあり、

大会に賭ける想いが伝わってくるチームがいくつかありました。


フットサルはサッカーの要素が凝縮されているともいえる競技なので、

サッカーのトレーニングの一環として出場されることも有意義です。

以前のようにもっとたくさんのチームに出場してほしいと思います。


スクール生が所属しているチームもいくつか出場しており、

大会会場でスクール生に会えることも楽しみとなっています。








私は2回チームクリニックをさせていただいた少年団の

チームスタッフとして帯同させていただきました。

結果は予選リーグ敗退でしたが、

大変ありがたいことに数チームの監督さんから

どのような練習をしたのかご質問をいただきました。





攻撃のガイドラインは偽ピヴォと言われる戦術です。

フットサルの醍醐味の一つである

自分たちでスペースを作って使うことを

理解しやすく、様々な展開に発展できます。


クリニックは2回だったので、

ピヴォ当てに2人が時間差で絡むパターンと

ピヴォが空けたスペースを

フィクソとアラの2人の関係で使い、

フォア詰めまでのパターンを練習しました。


同じ考え方でキックイン、コーナーキック、クリアランスの

セットプレーを合計8種類練習しました。


守備のガイドラインは

相手陣地でボールを奪うフルプレッシャーです。


それと昨年度一年間で通算2勝しかしていないチームで、

気持ちの部分で負け前提で試合に取り組んでいる傾向があったので、

小さくても成功体験を多く実感できるようサポートしました。


サッカーではなかなか勝てないチームが

フットサルでは上位のチームに善戦したり勝てたりするのは

フットサルの特異性の一つだと思います。








優勝は丸亀FCさんでした。

選手一人ひとりのスキルと能力が高く、

攻撃力が際立っていました。


全国大会でのご活躍を期待しています。