2024年2月度ゲームデイ

 
2月度のゲームデイを開催しました。

2月のテーマはライン間でした。
ライン間とは相手の1つ目のディフェンスラインと2つ目のディフェンスラインの間のスペースのことです。ライン間を使うことで数的有利な状況を作ったり、効果的な攻撃をできるので、ライン間を使うための個人戦術やグループ戦術が複数あります。今回は相手のマークの受け渡しを利用する基本的なライン間の使い方をトレーニングしました。そのうえでマンツーマンディフェンスに対するジャグナウの個人戦術でマークを外すトレーニングをしました。
高学年になると、ライン間を使うことで有利になることを理解して、積極的にライン間を使う場面が多く見られました。また、ライン間を使う意識が高くなったので、より効果的にライン間を使うための個人戦術も伝えました。




それでは優勝チームの発表です。

火曜日 U-9クラス
『ミニオン』



火曜日 U-12クラス
『マスタード』



水曜日 U-9クラス
『メロンソーダ』



水曜日 U-12クラス
『オレンジ』



木曜日 U-9クラス
『グリーンペッパー』



木曜日 U-12クラス
『アンパンマン』



木曜日 エリートクラス
『中2』



金曜日 U-9クラス
『緑グリーンメロン』



金曜日 U-12クラス
『いちご』



優勝チーム以外からのキャプテン賞選出



 
☆ 今月のプラセール賞 ☆

はやと選手
テーマもテクニックも何がポイントなのかを考えながらチャレンジしています。ゲームの中でもアグレッシブにボールを奪う場面が増えてきました。顔が上がると攻撃面でも活躍できるようになります。


ぎんじ選手
とても明るく積極的な姿勢が特徴です。自分のドリブル突破しか見えていなかったところが、少し周りを見えるようになりパスの選択肢も持てるようになってきたことが15回目の優勝につながりました。


皆さんおめでとうございます!


3月のテーマは《ポジティブ》です。
ゲームが多めのトレーニングになります。




第4回四国交流フットサル大会

 
第4回四国交流フットサル大会が徳島県うだつアリーナで開催されました。

2月4日(日)午前 U-9クラス

香川県代表チーム
エスポワール



SUNRISE



試合結果


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さすがに四国レベルでどの試合も拮抗した素晴らしいゲームでした。エスポワールさんもSUNRISEさんも難しいゲームばかりでしたが、予選リーグを全勝で1位突破しました。
決勝トーナメントではさらに白熱したゲームになりましたが、SUNRISEさんが4位入賞、そしてエスポワールさんが予選から決勝トーナメントまで全勝で見事優勝しました!
さらに北池勝大選手が最優秀選手に選出されました。



2月4日(日)午後
U-11クラス


香川県代表チーム
SUNRISE



エスポワール



仏生山



試合結果


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U-11クラスは高知県から代表チームが選出できなかったため、香川県からは3チームが出場しました。3チームともに香川県予選では素晴らしいゲームを見せてくれてとても印象に残っているチームでした。
四国大会のU-11クラスになるとフィジカルに恵まれた選手のプレーが目立つ中、3チームともにそれぞれのチームらしいプレーを展開してくれました。
その中SUNRISEさんが予選リーグを1位突破し、準優勝の快挙を成し遂げてくれました。



2月11日(日)午前
U-8クラス


香川県代表チーム
SUNRISE



丸亀城南B



試合結果


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U-8クラスはゴール数の多いカテゴリーとなりました。まだGPとしてのスキルが高くなく、多くのチームがフィールドプレイヤーが交代でしていることも要因の一つかと思います。しかしゴールが多い方が盛り上がります。
SUNRISEさんも丸亀城南さんも上位リーグに進出して、SUNRISEさんが見事3位入賞しました。

※丸亀城南さんは学級閉鎖で欠席者が多く、県予選で敗退したAチームの選手に急遽助っ人参加していただきました



2月11日(日)午後
シニアクラス


香川県代表
プラセール



試合結果


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40歳以上のカテゴリーですが48歳が4名のメンバー構成で参戦。予選リーグで1位通過するものの、決勝戦で1点差で敗れ、準優勝となりました。フルピッチで開催したことでプレッシャーが緩くなった部分もあり、激しい接触等も一切なく、シニアクラスらしい大会となりました。


2月18日(日)午前
U-10クラス


香川県第1代表
SUNRISE



香川県第2代表
丸亀城南



試合結果


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U-10クラスとはいえ、6年生かと思うくらいの体格の選手もいて、激しい球際の場面も見られました。スコアに表れているとおり、またスコアに表れていない部分でも拮抗したゲームばかりでした。
そんな中、3チームが勝点5で並んだ予選リーグを僅差で突破したSUNRISEさんが上位トーナメントも粘り強く勝ち上がり、見事優勝しました。そしてなんと3年生の川上結士選手がMVPに選出されました。それを称賛する4年生の姿勢も素晴らしかったです。



2月18日(日)午後
U-12クラス


香川県第1代表
SUNRISE



香川県第2代表
エスポワール



試合結果


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U-12クラスになると体格に恵まれた選手も多数いて、一気にスピードが上がり、フットサルらしい素早い攻守の切り替えの場面も多くなりました。また、フットサルチームもいて、エイトでプレス回避したり、ライン間を使って数的有利を作ったりと、大会のレベルが上がってきていることを感じました。

SUNRISEさんが3位入賞、エスポワールさんが下位トーナメントで優勝となりました。



 
 
出場していただいたチームの皆様、ありがとうございました!

どのカテゴリーも香川県代表として全力で戦い抜いてくれたと思います。香川県のチームが熱く戦っている姿を見て、とても誇らしく感じました。また、ゲームで敗れてしまった時もグッドルーザーである選手がたくさんいたことに感動を覚えました。たくさんの指導者様や選手たちに声をかけていただいて、とても嬉しかったです。皆様にとって少しでも今後につながる経験になっていれば幸いです。

大会のチーム写真等は四国交流フットサルのInstagramにアップしております。


今後も各県の協力企業と協力して、この大会を開催しさらに盛り上げていきたいと考えております。大会に限らず、我々でサポートできることがあればお気軽にお声がけください。今後ともよろしくお願いします!




全日本女子フットサル選手権大会 全国大会

 
今季途中から監督を任せていただいたRiz Ferで全国大会に出場してきました。

全国大会は16チームによるトーナメントです。
日本女子フットサルリーグ上位4チーム
9地域サッカー協会から各1チーム
開催地都道府県サッカー協会から1チーム
前回大会予選参加チーム数上位2地域から各1チーム

まさに日本一のチームを決める大会です。



チームの監督をさせていただく前にチームクリニックを何度かさせていただいていました。
当時の選手たちはフットサルの知識はゼロに近い状態でした。
また、リーグは1勝1敗1分の4位で、試合映像を観ると戦い方や試合運びがとてももったいない状況でした。
しかし全ての選手のフットサルを上手くなりたいという姿勢に素晴らしいものがあり、ポジション別の能力が高い選手が複数いました。

確実に強いチームになる
そう感じました。

そのために
フットサルIQを上げていくこと
全国大会の経験をすること
この2点が必要だと考えました。

チームの目標として《全国を驚かせること》を設定しました。
つまり全国大会出場は最低限、さらにストロングを磨き続けることを設定しました。
これは選手たちへのコミットでもあり、自分へのコミットでもありました。



普段のトレーニングでフットサルの基礎をトレーニングしていきました。
ボールの持ち方、抜け方、2人組、ジョガーダ、数的不均衡、トランジション
選手たちの吸収力が凄まじく、驚くくらい早いスピードで変化してくれました。

全国大会に出場するためには勝利することが必要です。
しかしフットサルをしようとすると勝利が難しくなる時期があります。
勝利に導くために、今までの雰囲気を一新して《熱くポジティブに戦う》ことを共有しました。
そして、リアクションにならずストロングポイントで勝負することを求め続けました。



監督を引き受けてから、リーグは1敗のみ。
全てのゲームで前半の課題を後半で改善してくれました。
これはチームのストロングポイントになった部分だと思います。
それでも首位に勝点1差で2位となり、全国大会出場まではあと一歩届きませんでした。

リーグで優勝できなかった分、選手権への強い想いを共有できたと思います。
監督就任直後に開催された県大会では勝つためのプロセスを選手と一緒に構築しながら優勝できました。
リーグで経験を積み重ね、四国大会ではリーグで唯一敗れた相手に対してもしっかりと準備をしたことで勝利し、全国大会への切符を手にすることができました。

約半年間で今年度初めのチームとは全く違うチームになったと思います。



話は戻って全国大会。
抽選の結果、初戦の相手はアルコ神戸に決まりました。

前回準優勝
全日本女子フットサルリーグ所属
過去にこの大会で5回優勝
世界大会優勝経験もあり
日本代表・代表候補が複数在籍

今大会間違いなく優勝候補のチームです。



明らかに格上の相手に対してどう戦うか。

熱くポジティブに戦う
ストロングポイントで勝負する

相手をリスペクトしすぎて自分たちのストロングを見失っては本末転倒です。
受け身になってどうにかなる相手ではありません。
むしろトップレベルに自分たちの力がどこまで通用するかを試せる絶好の機会です。


全国大会で必要なことはチームと選手たちが持っている力を発揮できる状態にすることでした。
会場の雰囲気や相手にのまれないように、また浮かれてしまわないように、事前に必要な情報を共有しました。
多くの方に支えられてプレーできていること、四国代表であること、今まで戦ってきたチームや選手の想いを背負っていることも確認しました。
また、過去の自分の経験を還元して、できるだけ普段のコンディションで戦えるよう環境を整えようとしました。



アルコ神戸のファーストセットは日本代表セットでした。
事前に試合映像を分析していましたが、個のレベルも高く、フットサルの質も高く、トランジションもとても早い、まさに日本トップレベルでした。
しかし一つだけ勝機を見出していました。

ゲームのファーストシュートはこちらの2人組から崩したシュートでした。
ゴールまであと一歩でしたがGPに止められました。
それだけでなく、立ち上がりから数分間は相手陣地でプレーする時間が長く、ハイプレスは相手に脅威を与えていたと思います。
小さな勝機を選手たちはピッチでしっかり表現してくれていました。
日本代表セット相手に、いけるかもと感じられるほどイケイケでした。

選手たちは終始熱くポジティブに戦い、トランジションもとても早く、個々の全てを出してくれました。
気持ちも入っていて、失点を重ねても気持ちが切れることなく戦い続けてくれました。


全国を驚かせるという目標はほんの少し達成できたかもしれません。
しかしあらゆる面で相手の方が上でした。
トレーニングしてきた形をそのままやられて、お手本のような質の高さを見せてもらいました。
全国大会ではいつも感じてきた「決めきる力」の差を改めて強く感じました。



試合後には観戦されていた女子フットサル日本代表監督に声をかけていただきました。
男子の全国大会で過去に2回対戦した監督さんで、当時の話も含めて色々とお話をしたり聞かせていただきました。

全国の経験をするという設定は達成できました。
通用しなかったことが殆どでしたが、通用した部分や戦えた部分もありました。
選手たちは短期間で本当に成長してくれたと思います。
もう一度全国の舞台に立たせてくれた選手たちに感謝し、彼女たちを誇りに思います。


ここからがスタートです。
この経験が基準です。
2年目はリーグと選手権の2冠を達成します。




2024年1月度ゲームデイ

 
1月度のゲームデイを開催しました。

1月のテーマはディフェンスでした。
ディフェンスの目的をスクール生に聞くと、新しい選手たちはほぼ全員が ≪ゴールを守る≫ と言います。しかし、当スクールではディフェンスの目的を ≪ボールを奪って攻撃につなげる≫ と設定しています。今月はアグレッシブに効果的にボールを奪い、攻撃につなげるところまでをトレーニングしました。

まず1対1でボールを奪うテクニックを練習ました。そのうえで各年代でマークのポジショニングをトレーニングし、U-9クラスでは4つの条件、U-12クラスでは5つの条件をトレーニングしました。U-12クラスでは相手ボールホルダーの状況の認知、1st DFの限定、カバーリングの予測までしっかりトレーニングできました。特にフニーニョのトレーニングでは成果が顕著に表れました。



それでは優勝チームの発表です。

火曜日 U-9クラス
『はっぱ』



火曜日 U-12クラス
『バナナ砲』



水曜日 U-9クラス
『キャロット』



水曜日 U-12クラス
『日本』



木曜日 U-9クラス
『バナナ』



木曜日 U-12クラス
『パプリカ』



木曜日 エリートクラス
『しんじーず』



金曜日 U-9クラス
『たまごやき』



金曜日 U-12クラス
『トマト』



優勝チーム以外からのキャプテン賞選出



 
☆ 今月のプラセール賞 ☆

しゅんた選手
守備時の予測、動き出しの早さ、球際の強さが素晴らしい持ち味です。そう思っていましたが、当スクールに通いだしてからアグレッシブな守備ができるように変わったそうです。ご入会いただいてから6ヵ月目で5回目の優勝。納得の結果です。コーチングができるようになると、一つ上のレベルにすぐになれます。スクールはもっと自分を出していい場所なので、引き出していきたいと思います。



りく選手
守備への意識が高く、いつも後ろ目のポジションをとります。フィジカルが強くて相手のチャンスを防ぐことも多いですが、今まではボールを蹴りだしてしまうことが多かったです。蹴らないこと、攻撃につなげることをずっと伝えてきましたが、それを理解してチャレンジできるようになりました。もちろん失敗することもありますが、うまくいった時の成功体験が増えてきて、今回15回目の優勝となりました。



ふうま選手
とても身体能力が高い選手です。フットサルやサッカーは未経験なのでスキルはまだまだこれからですが、身体の使い方やしなやかさはたぐいまれな才能を感じます。ゲームでも得点を量産します。技術だけでなく、身につけるべきことがたくさんありますが、将来が楽しみに選手です。


皆さんおめでとうございます!


2月のテーマは《ライン間》です。
フットサルでもサッカーでもライン間の使い方は有利に攻撃をするために重要なポイントになります。




2024年2月のテーマ

 
2月は《ライン間》をテーマにします。

フットサルではベースの概念にあるライン間の使い方ですが、最近サッカーでもライン間という言葉を聞くようになってきました。
ライン間とは相手DFと相手DFの間のギャップのことではなく、1つ目の守備ラインと2つ目の守備ラインの間のスペースのことです。

ライン間を使うと数的優位な状況を作れます。また選択肢が多くなるので、守備側に判断と連携を迫ることができます。つまりライン間を使うことは攻撃においてとても有効な手段です。
2月はこのライン間の基本的な使い方と、相手が対応してきた時のマークの外し方をトレーニングします。

フットサルだけでなく、全てのサッカー選手に必要なトレーニングになります。


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フットサルがサッカーに有効だという記事をまとめています。ぜひ参考にされてください。 ⇒ フットサルの価値