冬休み短期教室
冬休み短期教室を開催しました。
今回は早々にU-10クラスが満員となったため、U-9クラス・U-10クラス・エリートクラスの3カテゴリーで開催しました。
スクール生だけでなく、一般のお子様にもご参加いただけて、少し普段とは違う雰囲気のトレーニングになりました。
◇ U-9クラス ◇
テーマ:幅を取ることで有利になることを実感する
アイスブレイク
トラップ&パス
1対1ゲート突破 鬼ごっこ
2対1ゲート突破(ハンドパス)
2対1ゲート突破
ナンバーズゲーム
6ゴールゲーム
低学年のうちは団子サッカーになりがちです。
これはまだボールと自分の関係しか見ることができないので、全員がボールに寄ってしまうことが大きな原因です。
トレーニングの中で幅を使うことで簡単にゴールを奪える成功体験を繰り返しました。
最後のゲームでは認知すべき人数が増えたことで団子になってしまう場面もありましたが、一方で幅を取ることが有利であることを理解した選手が簡単にゴールを奪うと、みんなもマネしてコートを広く使えるようになりました。
何度もゴールが決まるようになり、「こんなに広がられたら守りにくいからズルい」という声も聞こえてきました。
ディフェンスの視点からここに気づけたことも素晴らしい経験になったのではないかと思います。
◇ U-10クラス ◇
テーマ:意図してスルーパス・ワンツー使って突破する
アイスブレイク
トラップ&パス
スルーパス
ワンツー
フニーニョ
ゲーム
試合中にたまたまワンツーができたという状況はたくさんあると思います。
これを意図してその状況を作って、スルーパスやワンツーで突破することをトレーニングしました。
どうすればその状況を作れるのかは、流石スクール生たちは理解していました。
スクール生たちのプレーがお手本となり、他の選手たちもイメージすることができたと思います。
また、その中でパスの質に注力しました。
当スクールではパスの質とは方向・強さ・タイミングと設定しています。
パスミスが起きた時に、どこにエラーが起きたのか、どう改善すればいいのかを選手が理解して修正します。
フニーニョでは一人をGP(ゴールプレイヤー)に設定して実施しました。
状況を作り出すことができるようになったので、GPを使いながらスルーパスやワンツーが何度も見られました。
最後のゲームではフリーマンに入ったコーチも使いながら、意図してワンツーを使える場面がたくさんありました。
これができるとフットサルやサッカーの面白さが倍増します。
◇ エリートクラス ◇
テーマ:デスマルケで勝負を決める
アイスブレイク
トラップ&パス
1対1(2ゴール)
スルーパス
ワンツー
1対1+サーバー
ゲーム
ボールを扱う技術は同じ学年でも年々上がっていることを感じます。
一方、高い技術を持っているのに対して、オフザボールの動きが上手いと思う選手はとても少ないです。
デスマルケとはマークを外す動きのことです。
U-12クラスではボールを受けて勝負することではなく、ボールを受ける前に勝負を決めることに取り組みました。
デスマルケのポイントはマークの条件を壊すことです。
選手たちはこのポイントを理解して、ボールを受ける前に勝負を決められるようになりました。
また、パスの質もさらに細かいところまで要求しました。
これはフットサルのキックインやコーナーのキッカーに必須のスキルで、ボールの置き所・目線・身体の向きも意識してもらいました。
デスマルケを教えてもらう機会はとても少ないと思います。
その分、選手たちにとっては新鮮だったようで、とてもワクワクした様子で積極的にチャレンジしてくれました。
スクール生たちにとって、普段とは違うメンバー構成でのトレーニングとゲームとなり、違った一面を見ることができました。
これは早速新年のトレーニングから還元していきます。
一般のお子様たちにとって、とても楽しんでトレーニングをしてもらえたのではないかと感じています。
即日ご入会のお申込みをいただいたお子様もおられました。
今回は2日間という短い時間でしたが、とても手応えを感じております。
各カテゴリーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!