2018年1月のテーマ

 
1月のテーマは「カウンター」を設定します。



12月のテーマで相手のボールを奪い攻撃につなげる守備を練習しました。

1月はそこから数的有利な状況での攻撃を練習します。



フットサルの試合では全てのゴールの約40%がカウンターからのゴールです。

これは2番目のポゼッションからのゴールの約20%を20ポイントも上回って最も大きい数字です。

数的有利な状況でいかにゴールを奪いきるか、数的不利でいかにゴールを守るかが重要です。


フットサルの場合はその状況をいかに作るかが戦術の一つとなりますが、

今回は数的有利な状況での攻撃を練習します。





カウンターで最も重要なことはゴールを決めきることで、

次に重要なことはカウンター返しを受けないことです。


ゴールを決めきるためには最後まで関わることが必要です。

ラストパスで終わらず最後まで関わる。


キーパーとの1対1はチャンスに見えてなかなか難しいけど、

キーパーと2対1なら簡単に決められる。

その局面を作るためにゴールを決めきるまで関わる。

これが1月のテーマの最大のポイントです。



カウンターを受けないためには

トップチームにはよく言っていることですが、「ボールの失い方を考える」。

よく言われるシュートで終わればいいという訳でもありません。

これはいつかイベント等でやりましょう。








1月も体だけでなく頭を使う練習になります。


当スクールのfacebookページではシェアしましたが、

元フットサル日本代表監督のミゲル氏のコラムです。

「速く考える」を身につけるには? ミゲルがトレーニングに取り入れる“6つの要素”


1月の練習も楽しみにしておいてください。






フットサル(サッカー)ノート

 
プラセール・フットサル・スクールでは毎月テーマを設けています。

そのテーマに沿って各週段階的にトレーニングしています。

また、ほぼ毎週新しいテクニックを練習しています。



毎週、練習開始時に当月のテーマを確認しています。

二週目以降は何がポイントかを問いかけています。



例えば今月のテーマはディフェンスでした。

ディフェンスの目的はボールを奪い攻撃につなげることで、

スクールでは5つのステップとそれぞれのステップにいくつかポイントを伝えました。


チームに所属してるか否か、現時点でのスキルには関係なく、

ポイントを理解して意識してプレーすることで上達のスピードが上がります。

そのためにフットサル(サッカー)ノートはとても有効だと思います。



テーマ、練習の内容、それぞれのメニューのテーマとポイント、感想、コーチとの会話

などを記録することで復習になります。

例えばいつか練習や試合で同じ現象が起きた時、

振り返ってノートを見ることで改めてポイントを深く理解できます。

ただ、いい事ばかりでなく、嫌な事も書くので、根気が必要です。








大変嬉しいことに「プラセールノート」を書いているお子様が複数おられることを最近知りました。

全てU-12クラスの子どもたちです。

確かにその子たちはポイントを理解しているし、僕が個別に声をかけている内容も拾ってくれています。

それを自分で復習し、次の練習につなげることはとても有意義なことだと思います。

これからのサッカー人生で壁にぶつかった時に、

もしかしたらその答を過去の自分が書いているかもしれませんね。








ストレッチ&走り方教室

 
ストレッチ&走り方教室を実施しました。

今回はプラセール・フットサル・スクール初の試みで

外部からプロの指導者に来ていただいてのイベントでした。



来ていただいたのはやまおく体操を実践されている

トレーニングセンター・ザ・ハートのトレーナーである矢野さんと谷口さん。

トレーニングセンター・ザ・ハート



実はスクールがない曜日は僕自身がハートで勉強させていただいています。

ジムでは大けがで手術を控えた歩けない状態から、

数日後には違和感なく歩けるように回復したりと、

驚くような現象をいくつも目の当たりにしています。

これは体のバランスを整えることによって、

体の本来の機能を引き出したことによるものです。



スクールでは

「怪我をしたので早く回復させたい」

「走り方を上手にしたい」

というご相談をたくさんいただいていて、

矢野さんと谷口さんに相談したことがきっかけで今回のイベントに至りました。






 
教室はコロコロ体操、コウモリ体操から始まって、

股関節内旋体操、ひじ内回し体操、股関節落とし体操、肩入れ体操、

正しい立ち方、両腕横振り体操、足の着地の仕方、走り方まで

かなり充実した内容を指導していただきました。



一つの体操で体の変化を実感できたお子様、保護者様もおられて、

感嘆の声があちこちから聞こえてきました。


矢野さん、谷口さんありがとうございました。








 
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

第一部と第二部の合計で47名の方にご参加いただけました。


 

今回参加していただいた皆さんはラッキーですね。

わかりやすい資料も配布していただいたので、

フットサルやサッカー同様に続けて取り組んで、体のバランスを整えてくださいね。

バランスが整うと上手に体を使えるようになって、

フットサルやサッカーも間違いなく上手になりますよ。





やまおく体操は肩こりや腰痛、ダイエット等にも有効で、

トレーニングセンター・ザ・ハートにはアスリート以外にも

肩こりや腰痛の改善やダイエットを目的にされた方、

体の調子が良くなったことによって続けてトレーニングされている方もたくさんおられます。

ご興味がある方は是非ご活用ください。

トレーニングセンター・ザ・ハート





2017年12月度ゲームデイ

 
12月度のゲームデイを開催しました。


フットサルにもサッカーにも ≪攻撃≫ ≪攻撃→守備の切替≫ ≪守備≫ ≪守備→攻撃の切替≫ の4つしかありません。

12月のテーマはその中の「守備」でした。



守備の目的は「ボールを奪うこと」です。

ボールを奪うためのポイントを段階的に具体的に練習しました。

さらに守備から攻撃につなげることも意識してもらいました。

エラーが起こった時に子どもたち自身が何がエラーだったのかを認識して、

次は自分で意識してプレーできるようになりました。








それではMVPの発表です。



火曜日 U-9クラス
まさと選手



普段の練習からアグレッシブな守備が持ち味な選手です。

そこに知識が加わったので、体を入れてボールを奪う機会が増えました。

ボールを奪ってからのゴールが2回あったことがMVPにつながりました。





火曜日 U-12クラス
りゅうが選手



とても上手な選手で、ミスした時に次はミスしない工夫をできる選手です。

今回キックターゲットが絶不調でしたが、

2対2選手権、ゲームと進めるうちに自分でコンディションを調整してのMVPとなりました。





水曜日 U-9クラス
とわ選手



いつもゲームデイでMVPを取れなくて悔しい想いをしてきましたが、

今回初めて念願のMVP獲得となりました。

その週に練習したテクニックは必ず翌週には上手になっているので、

家でしっかり練習してくれている成果だと思います。





水曜日 U-12クラス
げんと選手



攻撃よりも守備が好きな選手で今月のモチベーションはいつもより高かったです。

カバーのポジションで相手の攻撃を読んでボール奪取する機会が多かったです。





木曜日 U-9クラス
はやせ選手



冬休みまるまる体験で参加してくれました。

全員が頑張ってプレーして大接戦となったこのクラスですが、

はやせ選手のプレーは他の子どもたちにいい影響を与えてくれました。





木曜日 U-12クラス
かいと選手



かいと選手も冬休みまるまる体験での参加。

フィジカルが強く、ディフェンス時にチャレンジしてくれて

カバーの選手にとってはすごく助かるプレーをしてくれる選手です。

2対2選手権でボール奪取からのゴールがいくつかあり、MVPにつながりました。








今月の練習で全ての選手がディフェンスが上手くなりました。

そのディフェンスを突破するにはさらにいい攻撃が必要になります。

またスクールの質が上がりそうで楽しみです。





ディフェンス


12月のテーマは『ディフェンス』です。


ディフェンスの目的は「相手のボールを奪うこと」です。

さらにボールを奪うだけでなく「攻撃につなげること」までを求めています。


攻撃にテクニックがあるように守備にもテクニックがあります。

攻撃が好きな子が多いと思うので、守備のモチベーションを与えるところから始めました。








U-9クラスではチャレンジの部分、

U-12クラスではチャレンジ&カバーを練習しています。



スクールではボールを奪い攻撃につなげるまでを

段階的にポイントを理解することを重視しています。

攻撃も同じですが感覚やフィジカルでプレーできることは素晴らしい能力ですが、

うまくいかなかった時にどの段階でエラーがあって、

どう改善すればいいかを子ども自身が理解することが最も重要だと考えています。



ミスを何がミスだったかを認識できるだけでも上達です。

当然次のプレーはそこを意識してプレーしています。

なので、この数週間だけで守備がかなりうまくなった子がたくさんいます。








まずポジショニング。

ポジショニングだけでもポイントが複数あります。

ゴールとマークする相手の間に素早く行ける

ボールとマークする相手を同時に見られる

裏を取られない

インターセプトを狙える

カバーリングできる



さらにプレッシャー、サイドへ追い込む、ボールを奪う、攻撃へつなげるとそれぞれの段階でポイントがあります。

例えば相手を自由にプレーさせないプレッシャー。

相手の利き足を認識することやいつプレッシャーをかけるのかなどを伝えています。








攻撃同様に守備も練習量と比例してうまくなります。

スクール生たちはこの数週間でかなり良くなっています。

どのクラスでもボールを奪ってからゴールを奪うプレーが増えてきました。



守備が良くなれば攻撃はさらに良くなっていきます。

正直もっと守備の練習はしていきたいところです。








拝読されている方も多いかと思いますが、「ジュニアサッカーを応援しよう」の記事の中で守備に関する記事をご紹介します。

サッカーやフットサルで使える! 守備力向上のヒントとなる記事12選