2人組のユニットプレー
今月のテーマは2人組のユニットプレーの中のスルーパス・ワンツー・バです。
サッカーの試合を観ていると「今のはワンツーできたんじゃない?」という声を耳にします。その感覚は素晴らしいと思います。ではその状況とはどのような状況なのか。その状況を分解して、どのような条件が揃った時にスルーパスやワンツーが成立するのかを理解してもらうことから始めました。
ボードを使いながら5分程度の少し長めのMTになります。選手たちに問いかけ、様々な意見が出て、ボードでイメージしてもらいながら導いていきます。この時点で「なるほど!」「そういうことか!」という声が聞こえてきました。
実際にトレーニングする中でパスの質を求めました。パスの質には3つのポイントがあります。パスが通らなかった時はこの3つのどれかにエラーがあります。選手自身が修正するために、そのエラーの原因が3つのポイントのどれなのかを理解できることが非常に重要です。
さらにデスマルケが必要であることを伝えます。デスマルケとはサッカーでよく言われるチェックの動きのことです。サッカーの試合では殆どの時間がオフザボールの時間です。ジュニア世代でオフザボールの動きの一つであるデスマルケを身につけることはとても重要だと考えています。
さらにさらにフィニッシュについても求めます。フィニッシュとはシュートです。一番いいフィニッシュはゴールを決めることですが、やってはいけないフィニッシュがあります。「シュートで終われ」という言葉をよく聞きますが、その真意の部分です。
スルーパスやワンツーはシンプルなプレーです。しかし奥深いです。スクール生たちは頭をフル回転しながらプレーの質も求められる中でトレーニングしました。そしてこのトレーニングによって、スルーパスやワンツーができる状況を作り、意図してユニットプレーを成功する成功体験をいくつも経験しました。とても手応えを感じています。
今日で一週目のトレーニングが終わりました。今月のテーマは当スクールのストロングポイントだということを改めて感じました。
トレーニングの様子をいくつかYouTubeチャンネルにアップしています。
プラセールフットサルスクール YouTubeチャンネル ⇒ 2人組のユニットプレー