2022年7月のテーマ
7月のテーマの発表です。
U-6クラス
「相手を見よう」
5月と6月でテクニックの中で基本となる2つのフェイントを練習しました。ボールを止めた状態で相手もコーンのまだまだ初歩的な導入でした。今月はフェイントで相手を動かすということにアプローチしていきます。
この年代のテクニックのトレーニングは試合で発揮するという技術向上の面もあり、身体を自由に動かせるようになるという側面もあります。うまくいかないことの方が多いですが、小さな成功体験を一緒に喜びながら楽しく練習していきます。
当スクールのテクニックとは1対1の局面で発揮する個人スキルのことです。そのテクニックを相手をかわす「フェイント」とドリブルの方向を変える「ターン」の2つに分類しています。U-6クラスでは年間20個程度、U-9クラスでは年間30個程度、U-12クラスでは年間40個程度のテクニックをトレーニングします。全て難しいものではなく様々な形に応用ができる基礎的なテクニックです。選手たちはその中から得意なテクニックを見つけて自分のものにしていきます。それぞれのテクニックのポイントを段階的にトレーニングし、どのような場面で発揮できるのか、より効果的に発揮するためのポイントをトレーニングしています。
U-9・U-12・エリートクラス
「ピヴォ当て」
フットサルでもサッカーでもフットボールにおいて最も盛り上がる醍醐味であるゴールを奪う点で非常に重要なテーマになります。サッカー日本代表の試合を観ていて、得点力を上げるためにバイタルエリアでピヴォ当てを使ってほしいと個人的に強く思っています。
ピヴォとはフットサルのひし形のフォーメーションの場合の前のポジションのことを指します。フットサルではピヴォを使った攻撃やピヴォを使いながらピヴォが作ったスペースを使う攻撃が有効な戦術の一つです。サッカーで言うクサビになります。今のサッカー日本代表では大迫選手がその役割を担っています。相手陣地深いところでボールをおさめて時間を作り、味方が相手のマークを外してスペースに入ってくれば、必然的にチャンスになります。それがバイタルエリアであれば決定的なチャンスになります。
今月はピヴォ当てをする前のボール保持者の選択肢、味方選手のポジショニングと、ピヴォ当てをした後のデスマルケ、さらにフィニッシュの部分をトレーニングします。チームのオフェンスを担っている選手にはぜひ知ってほしいトレーニングになります。また、守備的な選手にもこういう動きがあるということを知ることで対応に役立つので、やはり知ってほしいトレーニングになります。
プラセール・フットサル・スクールでは各曜日の通常クラスに無料で体験参加をしていただけます。各クラス定員数を設定しております。ぜひお早めにお申し込みください。
フットサルがサッカーに有効だという記事をまとめています。ぜひ参考にされてください。
フットサルの価値