2022年8月のテーマ

 
8月のテーマの発表です。



U-6クラス 《ボールを止めよう》


この数か月でだいぶ身体が動くようになってきました。テクニックの導入のためにチャレンジしたケンケンパなどで神経系の発達が目に見えてわかります。一度成功すれば、もう当たり前のようにできてしまいます。
ここで改めて。ボールを止めるテクニックを練習します。4月はボールを止めてOKになっていたので、今回はクオリティを上げていきます。

U-9・U-12・エリート 《レガッテ》

当スクールのストロングポイントの一つであるテーマです。レガッテとは突破のドリブルのことで、当スクールではサイド突破のためのボールの置き所と突破のタイミングをトレーニングします。また、サイド突破に有効なラボバというテクニックを練習します。レガッテは複数の選手が激変するテーマの一つです。
最近ではサッカー日本代表の三苫選手のドリブルが注目されていますね。まさにあのサイド突破がレガッテのイメージです。


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フットサルがサッカーに有効だという記事をまとめています。ぜひ参考にされてください。
フットサルの価値


2022年7月のテーマ

 
7月のテーマの発表です。



U-6クラス


「相手を見よう」

5月と6月でテクニックの中で基本となる2つのフェイントを練習しました。ボールを止めた状態で相手もコーンのまだまだ初歩的な導入でした。今月はフェイントで相手を動かすということにアプローチしていきます。
この年代のテクニックのトレーニングは試合で発揮するという技術向上の面もあり、身体を自由に動かせるようになるという側面もあります。うまくいかないことの方が多いですが、小さな成功体験を一緒に喜びながら楽しく練習していきます。


当スクールのテクニックとは1対1の局面で発揮する個人スキルのことです。そのテクニックを相手をかわす「フェイント」とドリブルの方向を変える「ターン」の2つに分類しています。U-6クラスでは年間20個程度、U-9クラスでは年間30個程度、U-12クラスでは年間40個程度のテクニックをトレーニングします。全て難しいものではなく様々な形に応用ができる基礎的なテクニックです。選手たちはその中から得意なテクニックを見つけて自分のものにしていきます。それぞれのテクニックのポイントを段階的にトレーニングし、どのような場面で発揮できるのか、より効果的に発揮するためのポイントをトレーニングしています。




U-9・U-12・エリートクラス


「ピヴォ当て」

フットサルでもサッカーでもフットボールにおいて最も盛り上がる醍醐味であるゴールを奪う点で非常に重要なテーマになります。サッカー日本代表の試合を観ていて、得点力を上げるためにバイタルエリアでピヴォ当てを使ってほしいと個人的に強く思っています。

ピヴォとはフットサルのひし形のフォーメーションの場合の前のポジションのことを指します。フットサルではピヴォを使った攻撃やピヴォを使いながらピヴォが作ったスペースを使う攻撃が有効な戦術の一つです。サッカーで言うクサビになります。今のサッカー日本代表では大迫選手がその役割を担っています。相手陣地深いところでボールをおさめて時間を作り、味方が相手のマークを外してスペースに入ってくれば、必然的にチャンスになります。それがバイタルエリアであれば決定的なチャンスになります。

今月はピヴォ当てをする前のボール保持者の選択肢、味方選手のポジショニングと、ピヴォ当てをした後のデスマルケ、さらにフィニッシュの部分をトレーニングします。チームのオフェンスを担っている選手にはぜひ知ってほしいトレーニングになります。また、守備的な選手にもこういう動きがあるということを知ることで対応に役立つので、やはり知ってほしいトレーニングになります。



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2人組のユニットプレー

 
今月のテーマは2人組のユニットプレーの中のスルーパス・ワンツー・バです。

サッカーの試合を観ていると「今のはワンツーできたんじゃない?」という声を耳にします。その感覚は素晴らしいと思います。ではその状況とはどのような状況なのか。その状況を分解して、どのような条件が揃った時にスルーパスやワンツーが成立するのかを理解してもらうことから始めました。

ボードを使いながら5分程度の少し長めのMTになります。選手たちに問いかけ、様々な意見が出て、ボードでイメージしてもらいながら導いていきます。この時点で「なるほど!」「そういうことか!」という声が聞こえてきました。

実際にトレーニングする中でパスの質を求めました。パスの質には3つのポイントがあります。パスが通らなかった時はこの3つのどれかにエラーがあります。選手自身が修正するために、そのエラーの原因が3つのポイントのどれなのかを理解できることが非常に重要です。

さらにデスマルケが必要であることを伝えます。デスマルケとはサッカーでよく言われるチェックの動きのことです。サッカーの試合では殆どの時間がオフザボールの時間です。ジュニア世代でオフザボールの動きの一つであるデスマルケを身につけることはとても重要だと考えています。

さらにさらにフィニッシュについても求めます。フィニッシュとはシュートです。一番いいフィニッシュはゴールを決めることですが、やってはいけないフィニッシュがあります。「シュートで終われ」という言葉をよく聞きますが、その真意の部分です。



スルーパスやワンツーはシンプルなプレーです。しかし奥深いです。スクール生たちは頭をフル回転しながらプレーの質も求められる中でトレーニングしました。そしてこのトレーニングによって、スルーパスやワンツーができる状況を作り、意図してユニットプレーを成功する成功体験をいくつも経験しました。とても手応えを感じています。

今日で一週目のトレーニングが終わりました。今月のテーマは当スクールのストロングポイントだということを改めて感じました。

トレーニングの様子をいくつかYouTubeチャンネルにアップしています。
プラセールフットサルスクール YouTubeチャンネル ⇒ 2人組のユニットプレー




2022年6月のテーマ

 
6月のテーマの発表です。



 U-6クラス


『相手をかわそう』

今月も相手が前にいる時に使えるフェイントを練習します。先月のシザーズに続き、基本的なテクニックの一つです。テクニックのポイントだけでなく、先月同様に相手との間合いも練習します。また、テクニックの合体技も練習して神経系にも刺激を与えます。


U-9・U-12・エリートクラス

『2人組の展開 スルーパス・ワンツー・バ』

当スクールが最も得意としているテーマの一つです。当スクールのスクール生たちには幅をとることの重要性を日々伝えています。ですので幅をとる概念はスクール生たちの理解度が高いです。そして通常のゲームでもスルーパスやワンツーは頻発します。この点は当スクールのストロングポイントの一つだと自負しています。

今月のテーマはパスで相手と相手の間のライン間を通すことになります。そうなるとライン間を広げることが必要になります。そのライン間をどうやって広げるのかというところも考えてもらいます。

さらにスルーパス・ワンツー・バが成功するための個人戦術とスキル、さらにパスの質までをトレーニングします。単純なプレーのように見えますが、コンセプトを理解してもらい、たまたま成功するのではなく、意図して成功できるようになります。

サッカーをプレーされている選手たちにとっても、とても有意義なトレーニングになります。


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コントロールオリエンタード

 
今月のテーマは「コントロールオリエンタード」です。
毎年年度初めに設定するテーマで、方向づけをしたコントロールという意味です。ボールの置き所や持ち方、タッチの方向と強さ、体の向きなどを「未来」という言葉を使いながらトレーニングしています。

殆どの選手が利き足を使ってコントロールをします。それが悪いとは言いませんが、プレーの選択肢を減らしていることが多いです。また、タッチの方向や強さ、置き所が悪くて選択肢が限定されることも少なくないです。


一週目はロンドでそのトレーニングをしました。2タッチ以下の制限付きです。ロンドをすればコントールオリエンタードのスキルが顕著に表れます。特に体の向きと使う足、ボールの置き所を意識してもらいます。
最初はパスが10回通らなかったけど、余裕でパスが10回回るようになっていきます。そうなると未来を意識してもらうために制限をつけていきます。選手たち自身がどこにエラーがあったか理解して修正できるようになります。

ロンドは楽しいし、何を意識するかでとてもいいトレーニングにもなります。一週目はとてもいいトレーニングができたと感じています。
このトレーニングをするとチーム所属の有無に関わらず、劇的に変化する選手が数名現れます。一週目のトレーニングを終えた時点で既に変わった選手が1名います。おそらく二週目、三週目にも現れてくると思います。