2024年1月度ゲームデイ

 
1月度のゲームデイを開催しました。

1月のテーマはディフェンスでした。
ディフェンスの目的をスクール生に聞くと、新しい選手たちはほぼ全員が ≪ゴールを守る≫ と言います。しかし、当スクールではディフェンスの目的を ≪ボールを奪って攻撃につなげる≫ と設定しています。今月はアグレッシブに効果的にボールを奪い、攻撃につなげるところまでをトレーニングしました。

まず1対1でボールを奪うテクニックを練習ました。そのうえで各年代でマークのポジショニングをトレーニングし、U-9クラスでは4つの条件、U-12クラスでは5つの条件をトレーニングしました。U-12クラスでは相手ボールホルダーの状況の認知、1st DFの限定、カバーリングの予測までしっかりトレーニングできました。特にフニーニョのトレーニングでは成果が顕著に表れました。



それでは優勝チームの発表です。

火曜日 U-9クラス
『はっぱ』



火曜日 U-12クラス
『バナナ砲』



水曜日 U-9クラス
『キャロット』



水曜日 U-12クラス
『日本』



木曜日 U-9クラス
『バナナ』



木曜日 U-12クラス
『パプリカ』



木曜日 エリートクラス
『しんじーず』



金曜日 U-9クラス
『たまごやき』



金曜日 U-12クラス
『トマト』



優勝チーム以外からのキャプテン賞選出



 
☆ 今月のプラセール賞 ☆

しゅんた選手
守備時の予測、動き出しの早さ、球際の強さが素晴らしい持ち味です。そう思っていましたが、当スクールに通いだしてからアグレッシブな守備ができるように変わったそうです。ご入会いただいてから6ヵ月目で5回目の優勝。納得の結果です。コーチングができるようになると、一つ上のレベルにすぐになれます。スクールはもっと自分を出していい場所なので、引き出していきたいと思います。



りく選手
守備への意識が高く、いつも後ろ目のポジションをとります。フィジカルが強くて相手のチャンスを防ぐことも多いですが、今まではボールを蹴りだしてしまうことが多かったです。蹴らないこと、攻撃につなげることをずっと伝えてきましたが、それを理解してチャレンジできるようになりました。もちろん失敗することもありますが、うまくいった時の成功体験が増えてきて、今回15回目の優勝となりました。



ふうま選手
とても身体能力が高い選手です。フットサルやサッカーは未経験なのでスキルはまだまだこれからですが、身体の使い方やしなやかさはたぐいまれな才能を感じます。ゲームでも得点を量産します。技術だけでなく、身につけるべきことがたくさんありますが、将来が楽しみに選手です。


皆さんおめでとうございます!


2月のテーマは《ライン間》です。
フットサルでもサッカーでもライン間の使い方は有利に攻撃をするために重要なポイントになります。




2024年2月のテーマ

 
2月は《ライン間》をテーマにします。

フットサルではベースの概念にあるライン間の使い方ですが、最近サッカーでもライン間という言葉を聞くようになってきました。
ライン間とは相手DFと相手DFの間のギャップのことではなく、1つ目の守備ラインと2つ目の守備ラインの間のスペースのことです。

ライン間を使うと数的優位な状況を作れます。また選択肢が多くなるので、守備側に判断と連携を迫ることができます。つまりライン間を使うことは攻撃においてとても有効な手段です。
2月はこのライン間の基本的な使い方と、相手が対応してきた時のマークの外し方をトレーニングします。

フットサルだけでなく、全てのサッカー選手に必要なトレーニングになります。


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フットサルがサッカーに有効だという記事をまとめています。ぜひ参考にされてください。 ⇒ フットサルの価値




全日本女子フットサル選手権大会 四国大会

 
当スクールのスクールマスターである権田が監督を務めている『Riz・Fer(リズ・フェール)』が1月28日(日)にとくぎんトモニアリーナ(徳島県)で開催された全日本女子フットサル選手権大会四国大会に香川県代表として出場しました。

 
優勝を目指していた四国リーグは勝点1差で2位で終わり、全日本女子フットサル選手権にかける想いは一入でした。権田コーチとしては全国の舞台をプラセールや香川県選抜などで数回経験しており、なんとしてでもあの震えるような全国の舞台の経験を選手たちに経験してほしいという想いを強く持っていました。


準決勝の相手は松山城北FCLBさんでした。僕が監督を任せていただいてから7試合で敗戦は1試合だけなのですが、その唯一負けた相手で、チームとしては今季2戦2敗、突出した個を持っている選手がいるチームです。決勝のことは考えず、この準決勝に120%出し切ることが必要でした。

過去の対戦時の試合全体の流れと、得点シーンと失点シーンを分析して、どういうゲームプランで戦うのかを共有して臨みました。選手たちはゲームプランを理解したうえでアグレッシブに戦ってくれました。攻撃面は思い描いていたのとは程遠い内容でしたが、コンセプトとして共有している "熱く" "ポジティブに"戦うということをベンチも含めて全員で貫いてくれて、リスタート時のプレー原則のところを完璧に実践してくれて、なんとか勝利することができました。


もう一方の準決勝で四国リーグ上位リーグのチームを破って勝ち上がってきたJOGADAさんが決勝戦の対戦相手となりました。リーグを進めるにつれて明らかにフットサルの質が上がっているチームです。そのうえ気を付けるべき個の能力が高い選手が複数いるチームです。個人的には生では初見の対戦相手だったので、相手どうこうではなく自分たちのストロングポイントを発揮することに注力して臨みました。

普段のリーグは20分プレイングタイムの前後半です。今大会はそれを2試合やります。ある意味男子より過酷な状況です。体力面をどうマネジメントするかは重要なポイントとして考えていましたが、選手たちは気持ちで体力の部分をカバーしてくれました。
しかしこういう一発勝負のゲームでは一瞬の気の緩みがゲームの流れと結果を左右します。それをコントロールすることにパワーを使うことが多い、とても疲れる試合となりました。実際に前半は3-0でリードしていましたが、後半途中で4-3まで追いつかれました。

全体のマネジメントは即断ができず監督として反省点が多かったのですが、このゲームは個の能力に助けられたゲームとなりました。結果6-4で勝利。四国代表として全国大会へ進出する権利を獲得しました。



 

今年度当初のリズの四国リーグの映像を観た時、正直、ただのミニサッカーでとてももったいないと感じました。そこから考えると明らかに違うチームに成長しました。彼女たちのひたむきな姿勢と努力は尊敬に値します。

全国大会は2/10-2/12に栃木県で開催されます。全16チームによる負ければ終わりのトーナメントです。
全てのチームが格上ですが、まず初戦を勝ちにいきます。

まだまだ色んな意味でとても若いチームです。全国レベルを経験することで、大きなステップアップをすることは間違いありません。ぜひ注目していただければと思います。



冬休み短期教室

 
冬休み短期教室を開催しました。

今回は早々にU-10クラスが満員となったため、U-9クラス・U-10クラス・エリートクラスの3カテゴリーで開催しました。
スクール生だけでなく、一般のお子様にもご参加いただけて、少し普段とは違う雰囲気のトレーニングになりました。



◇ U-9クラス ◇
テーマ:幅を取ることで有利になることを実感する

アイスブレイク
トラップ&パス
1対1ゲート突破 鬼ごっこ
2対1ゲート突破(ハンドパス)
2対1ゲート突破
ナンバーズゲーム
6ゴールゲーム


低学年のうちは団子サッカーになりがちです。
これはまだボールと自分の関係しか見ることができないので、全員がボールに寄ってしまうことが大きな原因です。

トレーニングの中で幅を使うことで簡単にゴールを奪える成功体験を繰り返しました。
最後のゲームでは認知すべき人数が増えたことで団子になってしまう場面もありましたが、一方で幅を取ることが有利であることを理解した選手が簡単にゴールを奪うと、みんなもマネしてコートを広く使えるようになりました。

何度もゴールが決まるようになり、「こんなに広がられたら守りにくいからズルい」という声も聞こえてきました。
ディフェンスの視点からここに気づけたことも素晴らしい経験になったのではないかと思います。



 


◇ U-10クラス ◇
テーマ:意図してスルーパス・ワンツー使って突破する

アイスブレイク
トラップ&パス
スルーパス
ワンツー
フニーニョ
ゲーム


試合中にたまたまワンツーができたという状況はたくさんあると思います。
これを意図してその状況を作って、スルーパスやワンツーで突破することをトレーニングしました。

どうすればその状況を作れるのかは、流石スクール生たちは理解していました。
スクール生たちのプレーがお手本となり、他の選手たちもイメージすることができたと思います。

また、その中でパスの質に注力しました。
当スクールではパスの質とは方向・強さ・タイミングと設定しています。
パスミスが起きた時に、どこにエラーが起きたのか、どう改善すればいいのかを選手が理解して修正します。

フニーニョでは一人をGP(ゴールプレイヤー)に設定して実施しました。
状況を作り出すことができるようになったので、GPを使いながらスルーパスやワンツーが何度も見られました。

最後のゲームではフリーマンに入ったコーチも使いながら、意図してワンツーを使える場面がたくさんありました。
これができるとフットサルやサッカーの面白さが倍増します。



 


◇ エリートクラス ◇
テーマ:デスマルケで勝負を決める

アイスブレイク
トラップ&パス
1対1(2ゴール)
スルーパス
ワンツー
1対1+サーバー
ゲーム


ボールを扱う技術は同じ学年でも年々上がっていることを感じます。
一方、高い技術を持っているのに対して、オフザボールの動きが上手いと思う選手はとても少ないです。

デスマルケとはマークを外す動きのことです。
U-12クラスではボールを受けて勝負することではなく、ボールを受ける前に勝負を決めることに取り組みました。

デスマルケのポイントはマークの条件を壊すことです。
選手たちはこのポイントを理解して、ボールを受ける前に勝負を決められるようになりました。

また、パスの質もさらに細かいところまで要求しました。
これはフットサルのキックインやコーナーのキッカーに必須のスキルで、ボールの置き所・目線・身体の向きも意識してもらいました。

デスマルケを教えてもらう機会はとても少ないと思います。
その分、選手たちにとっては新鮮だったようで、とてもワクワクした様子で積極的にチャレンジしてくれました。



 



スクール生たちにとって、普段とは違うメンバー構成でのトレーニングとゲームとなり、違った一面を見ることができました。
これは早速新年のトレーニングから還元していきます。

一般のお子様たちにとって、とても楽しんでトレーニングをしてもらえたのではないかと感じています。
即日ご入会のお申込みをいただいたお子様もおられました。

今回は2日間という短い時間でしたが、とても手応えを感じております。
各カテゴリーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!



2024年1月のテーマ

 
1月は《ディフェンス》をテーマにします。

ディフェンスはフットサルやサッカーの4つの局面の一つです。
フットサルでは当然ですが、現代サッカーでは全てのポジションの選手にディフェンスを求められています。

当スクールではディフェンスをとても重視しています。
守備力が上がることで攻撃力が上がるからです。


当スクールが設定しているディフェンスの目的は"ボールを奪うこと"です。

個人でボールを奪う
グループでボールを奪う

この2つをトレーニングします。


当スクールにも大きく分けて攻撃タイプの選手と守備タイプの選手がいます。
攻撃タイプの選手には守備が前線から始まることを理解するトレーニングになります。
守備タイプの選手はよりストロングポイントが磨かれるトレーニングになります。



プラセール・フットサル・スクールでは各曜日の通常クラスに無料で体験参加をしていただけます。各クラス定員数を設定しております。ぜひお早めにお申し込みください。



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フットサルがサッカーに有効だという記事をまとめています。ぜひ参考にされてください。 ⇒ フットサルの価値