レガッテ
今月のテーマはレガッテ、突破のドリブルです。
子どもたちの反応を見る限り、
サッカーチームに所属している子どもたちにとっても、
おそらく教えてもらったことのないボールの持ち方を伝えています。
ディフェンスとの間合い
駆け引き
ふところの深さ
相手の重心を動かす
半歩速く進める運び方
僕が学生の頃には教えてもらったことはありません。
このボールの持ち方はFリーグではサイドの1対1でよく見ます。
サッカー日本代表では長友選手や乾選手がやっています。
難しいボールの持ち方です。
それでも子どもたちは理屈を理解して
「なるほど!」という声が聞こえてきます。
今月は形を変えながら1対1のメニューを多く取り入れています。
子どもたちは自分なりに考えて突破にチャレンジしています。
そこに個々の状況に応じてエッセンスを与えています。
最後のゲームの時間にはサイドでの突破のチャレンジが増えてきました。
とても手応えを感じるトレーニングになっています。
月間テーマとしては年間1回のチャンスですが、
イベント等で定期的に実施していきたいと感じています。
フットサルの聖地
トップチームが名古屋へ遠征をしてきました。
会場は日本のフットサルの聖地と言われている「武田テバオーシャンアリーナ」。
日本唯一のプロフットサルチーム「名古屋オーシャンズ」の本拠地。
初めて会場へ行ったメンバーは建物の迫力に圧倒されていました。
当日はFリーグ所属の複数のチームが会場でトレーニングマッチを実施していました。
地方の僕たちにとっては非日常なことばかりで興奮気味でした。
しかしここでは日常。
情報さえつかめば観戦もできるし、身近にトップ選手がいる環境。
こういうところからも四国との差を感じました。
話は戻って
トップチームの対戦相手は「名古屋オーシャンズ サテライト」さん。
サテライトと言っても昨年度の地域チャンピオンズリーグ日本一のチーム。
過去に多くのFリーガーだけでなく日本代表選手も輩出しています。
簡単に対戦してもらえる相手ではありませんが、
監督さんと交流があり、対戦が実現しました。
戦術、個々の能力、2人の関係の質、サインプレー、戦略、
あらゆる面で力の差を感じましたが、
通用した部分もあり、非常にいい経験をさせてもらいました。
このレベルの試合はかなり楽しいです。
四国フットサルリーグは5月13日に開幕します。
開幕まで残り2週間。
今回の経験を活かして準備を進めていきます。
スクール生の皆さんも応援してくださいね。
あと一つ特筆したいことがあります。
今回、廊下などですれ違ったFリーグのトップ選手たちは
初対面で見ず知らずの我々に対して、
全員が彼らから「こんにちは」と挨拶をしてくれました。
僕はいくつかのスポーツのプロ選手と会う機会がありますが、
フットサル選手が断トツで一番印象がいいです。
選手一人ひとりが業界を盛り上げる責任を持っていることを感じました。
とても大事なことです。
プロアマチュア問わず、色んな方から支えてもらってプレーできますからね。
スクール生の皆さんも、自ら元気よく挨拶をできる選手になりましょうね。
2018年4月度ゲームデイ
新年度になって1回目のゲームデイを開催しました。
4月のテーマはトランジションでした。
試合の中で何度も起こるトランジションの質は試合結果を大きく左右します。
フィジカル面のトランジションだけでなく、
準備や予測など頭のトランジションにもアプローチしました。
火曜日 U-12クラス
ゆう選手
上級生相手でも負けないフィジカルの強さが持ち味。
ゴールに対して貪欲な姿勢からもピヴォとしての素質を感じます。
水曜日 U-12クラス
のあ選手
コーチや保護者様方だけでなく、
他のスクール生も認めるほど着々と上達しているのあ選手。
練習への取り組みを見ると、当然の評価と結果だと思います。
木曜日 U-12クラス
せいや選手、ゆうま選手、れん選手
今回はMVPに3人が同時選出となりました。
せいや選手は開校当初からのスクール生で、着々と力をつけてきました。
今回のMVP選出で自信をつけて、積極的なプレーが増えることを期待しています。
ゆうま選手は4年生ながら高いスキルを持っています。
周りを動かせるようになると、もっとスキルが活きるようになると思います。
れん選手は木曜日のMVP常連。
能力を活かして、スピードに乗ったプレーが得意なので、
トランジションを意識すれば、攻守にわたって中心選手になると思います。
MVPに選出された選手の皆さん、おめでとうございます!
連覇目指して5月も頑張りましょう。
2018年5月のテーマ
5月のテーマは「レガッテ」を設定します。
ドリブルには2種類あります。
一つはボールを運ぶための「コンドゥクシオン」
一つは相手を抜くための「レガッテ」です。
レガッテは昨年度にスクール初のイベントとして開催した
「テクニック強化レッスン」でポイントとして伝えました。
昨年度のイベントの様子はこちら ⇒ テクニック強化レッスン
スクールでは年間を通じてほぼ毎週新しいテクニックを練習します。
その中で相手を抜くフェイントも数多く練習します。
そのテクニックをより効果的に使うために、
レガッテはとても重要な要素です。
普段パスを選択しがちなスクール生にとっても、
相手を一つ惑わすプレーができるようになると思います。
5月もフットサルを楽しみながら、上達していきましょう。
「より楽しくなる」
「より好きになる」
「よりうまくなる」
プラセール・フットサル・スクール
通常スクールへの無料体験も随時募集しています。
定員数まで残り僅かのクラスもございますので、
お早めにお申し込みください。
進級
新学年になって各クラスの様子が変わりました。
新4年生は5、6年生と一緒にプレーするようになり、急にレベルが上がりました。
一方、上の学年がいなくなった新3年生と新6年生も環境が変わりました。
U-12クラスはどの曜日も人数が増えました。
新4年生にとっては急にプレッシャーが厳しくなり、
簡単にプレーさせてもらえない環境になりました。
しかし、その中でも上級生の体の使い方とかボールの持ち方を体感し、
どういうポジションにいればいいパスがくるのかなど、
考えてプレーすることが増えています。
そして習ったテクニックに果敢にチャレンジしています。
上級生はいい子たちばかりです。
失敗してもサポートして、
前向きな声を出してくれる選手がたくさんいます。
新4年生にとって、とてもいい環境だと思います。
新3年生と新6年生は各カテゴリーの最上級生となって、
受けるプレッシャーが軽くなり、
身体的にも技術的にも自由にプレーできるようになりました。
4月は正直、判断のないプレーが増えてしまっています。
判断する材料はたくさんあります。
何が見えていて、
どれだけ選択肢を持っていて、
どれを選ぶかの判断を、
どの時点で決断するのか、
そういうところも見ています。
特に新3年生と新6年生には考えるよう促していきます。
今は環境が変わって、スクール生たちは順応しようとしています。
スクールとしては環境も大事だと考えていますが、
個々のレベルに合わせて個別に指導させていただいています。
同じ練習でも個別に与える課題は違います。
子どもたちは伸びしろだらけです。
この一年間でスクール生がそれぞれ頼もしく成長していくことを楽しみにしていてください。