2021年11月のテーマ
11月のテーマです。
U-6クラス 『パスもしよう』
テクニックをたくさん覚えてきました。相手をぬくフェイントもたくさん覚えています。先月までは相手との「間合い」に注力して練習してきましたが、今月から「判断」の部分も取り入れていきます。相手との駆け引きも重要な要素になるので、積み上げてきた鬼ごっこなどの成果も表れてくると思います。
自分とボールの関係、自分とボールと相手の関係から、自分と仲間の関係を見られるように練習します。プレーに判断が加わると、フットボールの面白さが劇的に変わるので楽しみです。
U-9・U-12・エリートクラス 『2人組の展開(オーバーラップ・スイッチ)』
サッカーの試合でも非常によく使われる2人組の展開のトレーニングです。2人組の展開はフットボールのグループ戦術の基礎で3人組の展開さらにそれ以上のグループ戦術につながる重要な礎です。この2人組の展開をさらに分解して、成功させるためのポイントを段階的にトレーニングすることは当スクールの特徴でありストロングポイントだと自負しています。
昨年度までの過去のトレーニングでオーバーラップとスイッチを得意としている選手が複数います。スムーズでより実践的なトレーニングになると思います。
プラセール・フットサル・スクールでは各曜日の通常クラスに無料で体験参加をしていただけます。各クラス定員数を設定しておりますので、ぜひお早めにお申し込みください。
フットサルがサッカーに有効だという記事をまとめています。参考にされてください。
フットサルの価値
ポジティブ
少年団に関わらせていただくようになって、まず最初に取り組んだことがあります。全員がフットボールを楽しむうえで欠かせないことであり、上達スピードを上げるために欠かせないことです。チーム作りのベースとして最も大切だと僕が考えていることです。
それはポジティブな雰囲気作りです。
いつも心がけているように自分自身がポジティブな声掛けをして、選手発信のポジティブな声掛けは逃さずに誉めまくりました。たまに出てしまう選手のネガティブな発言はすぐに指摘して修正しました。ネガティブな発言とはミスやエラーを責めるものだけではありません。例えば、頻出していた「敵」という言葉を「相手」に変えていきました。オフの部分でもちょっとしたことでも仲間が困っているところに手を差し伸べたりしたら、この選手にはこんなにいい所があるとみんなの前で誉めました。
約2か月でチームの雰囲気はとてもポジティブになりました。特に仲間のミスやエラー、失点についてネガティブな発言は一切なくなりました。ミスしても仲間がフォローしてくれたり、ポジティブな声がかかるので、その選手はまたチャレンジできます。これは上達スピードを上げるという点でとても大きなポイントです。
ここまで早くチームのベースを作れたのは選手に恵まれたということも大きいです。まずキャプテンが率先してポジティブな声を出してくれました。誉めるとどんどんノッていく選手が常にポジティブな声を出し続けてくれています。彼らにつられて他の選手たちもポジティブな声を出します。ポジティブな声を誉めると、もっとポジティブな声が増えます。この雰囲気が出来上がるとトレーニングも試合もとても充実したものになります。
保護者様からはこのチームの一番の良さはポジティブな雰囲気と言っていただけるようになりました。
さらにチームではどんどんミスをするように伝えています。僕が選手のミスを指摘して責めることは絶対にありません。たまに「今日の試合は一人3回ミスすること」をサブ目標にしたりします。ミスしていいのでチャレンジが増えます。ミスしてもポジティブな声がかかるので、雰囲気が悪くなることはありません。
目の前の試合は勝利を目指します。でも今は勝てないことの方が多いです。勝てないのは勝たせてあげられない指導者のせいだと伝えています。これは実際にそうです。が、結果的に選手たちには人のために頑張ろうという気持ちが芽生えてきています。
このチームを担当して半年ほど経ちます。様々な大会を経験してきて勝敗では完全に負け越していますが、チームの雰囲気という点ではどこよりもポジティブな雰囲気が作れていると自負しています。
written by gonda
U-11フットサルリーグ
U-11フットサルリーグが開催されました。ジュニア年代からフットサルに関わることは非常に素晴らしいことです。僕も指導させていただいているチームで出場させていただきました。
自分のチームもそうですが、サッカーの試合も多い中で、普段の練習を割いてフットサルの練習にあてるのは難しいです。また普段の練習以外に十分なフットサルの練習時間と場所を確保するのも難しいです。できるとすればルールの確認くらいでしょう。
そのうえでこのリーグで感じたことが2点あります。うち1点はゴールクリアランスについてです。
以前のU-12フットサル選手権(バーモントカップ)では全国大会でもゴールクリアランスを相手ゴール前に投げ込み、体格に恵まれたフィジカルの強い選手が触ってゴールを奪うというプレーが少なからずありました。トーナメントが進むにつれて、正確なボールを投げることができるゴレイロがいてフィジカルの強いピヴォがいて、ボールがゴール前からゴール前へ飛び、ゴール前で肉弾戦を行うというゲームが散見されました。ポゼッションをして自陣でボールを失うリスクもなく、勝利するためには合理的な方法ではあります。しかしフットサル本来の競技性とはかけ離れ、育成の観点からもかけ離れた内容でした。
これを改正するために、2010年3月29日に15歳以下のフットサル競技規則に以下の変更がありました。
(財)日本サッカー協会の決定
日本サッカー協会などが行う15歳以下のフットサル競技会においては、次の規則を適用する。
ゴールキーパーが手で投げた後、または足でけった後、ボールが競技者に触れるかプレーされる、あるいはピッチ面に触れる前にハーフウェーラインを越えたときは、相手側チームに間接フリーキックを与える。間接フリーキックは、ハーフウェーライン上の任意の地点から行われる。
このルール改正によって、育成年代のフットサルには変化が生まれてきています。攻撃はいかに相手陣地にボールを運ぶかを考え、守備はいかに相手陣地でボールを奪うかを考えるからです。
しかし香川県の育成年代のフットサルはまだ歴史が浅いです。今回のリーグに出場しているチームの多くがクリアランスをハーフライン上に立たせた選手に投げていました。その選手に競らせてサイドに流し、サイドに走りこんだ選手が拾う。この点は非常に残念に思いました。
一方でクリアランスを自陣深くでポゼッションして相手を自陣に引き寄せ、相手陣地に作ったスペースを2人組もしくは3人組の関係で突破にチャレンジするチームもありました。リスク回避ではなく、リスク管理しながらボールを運ぼうとするチームもありました。しかしそこは個の能力の差や練習量不足の問題があったように思います。
フットサルは例えばトランジションの質やジョガーダ(サインプレー)で、個の能力の差があるチームに勝つことができることも面白味の一つです。フットサルは常にゴール前の攻防でサッカーの要素が凝縮されています。さらに選手一人ひとりがボールを触る機会が多く、プレーに関わる機会も多いです。フットサルは必ずサッカーに活かされます。香川県ではU-11リーグ以外にバーモントカップ、ちゅうぎんカップなどが開催されています。ジュニア世代がフットサルに関わる機会をもっともっと作ってほしいと思います。
僕のチームは全日程を終了して勝点1で最下位でした。後期リーグも計画していただいていると伺っているので、後期では「あれ、あのチーム変わったな」と思っていただけるように準備したいと思います。
2021年9月度ゲームデイ
9月のテーマは『ライン間』でした。
サッカーではギャップなどと表現されることもあります。
相手と相手の中間ポジションを取ることによって相手の守備組織を破壊することが容易になります。
背後を狙う。スペースを創出する。
様々な狙いがありますが子どもたちは考えながらプレーしてたのが印象的でした。
さて、それでは優勝チームの発表です。
月曜日 U-9クラス
『月曜日U_9チーム』
月曜日 U-12クラス
『やまと選手&はると選手チーム』
火曜日 U-9クラス
『フットサル』
火曜日 U-12クラス
『とうもろこし』
水曜日 U-9クラス
『葉っぱ』
水曜日 U-12クラス
『オレンジジュース』
木曜日 U-9クラス
『スーパーマシュマロまっしー』
木曜日 U-12クラス
『とうもろこ2号』
木曜日 エリートクラス
『葉っぱ5兄弟』
金曜日 U-9クラス
『ネズミ』
金曜日 U-12クラス
『HIROMICHI ZZ』
全カテゴリー キャプテン賞
今月のプラセール賞は2名。
たいが選手
常々言っている幅を取ることを常に意識しており立ち位置を取ることが得意で早くなりました。
ボールに関わる姿勢が良くゴールを多く取れるようにもなってきました。
いつき選手
元々のスピードを活かしたスタイルに加えてボール保持した時の判断が良くなってきました。さらにキックも自信をつけてきており更なるレベルアップに期待です。
おめでとうございます!!
来月はU-6が『ゴールを決めよう』U-9以上が『ディフェンス』です。
ディフェンスの目的や意識付けは非常に重要です。まさに勝負に直結します。
守備の原理原則から奪い方であったり様々なディフェンスの要求をしていきます。
是非お楽しみに。
第20回大人のフットサル大会
第20回目となる大人のフットサル大会を開催しました。今回も大人気のエンジョイ男女MIXクラス。おかげさまで20回連続定員数での開催となりました。
エンジョイ男女MIXクラスは特に女性に楽しんでいただくために、いくつかローカルルールを設定しています。これは参加者の皆様に楽しんでいただいている要素の一つだと自負しています。また、フロアでできるフットサル大会という点も魅力を感じていただいている点です。
今回の参加者の皆様から声が挙がっていましたが、幅を広くプレーできます。実は横幅は正規の20mとっています。横幅が広いことによって、よりフットサルらしいスペースを使う動きが活かされます。この横幅が広く使える大会は香川県内では唯一かなと思います。
参加者の皆様のご理解とご協力で、今回もとてもいい雰囲気で開催できました。男性陣の献身的なプレーと女性の決定力で、今回の女性のゴールは19ゴールでした。やはり女性のゴールは盛り上がります。2時間弱の大会ですが、女性のゴールが19回もあるとずっと盛り上がっています。さらに男女ともに珍プレーがあるので、笑いも絶えません。本当に参加者の皆様には感謝です。
優勝は『マロンクリーム』さん。
今大会は大接戦でしたが、最終戦残り数秒での同点ゴールで引き分けに持ち込み、優勝を勝ち取りました。
ご参加いただいたチームの皆様、ありがとうございました!
次回は来年2月27日(日)の記念大会の予定です。詳細が決まりましたら早めにご案内しますので、楽しみにしておいてください。