2018年8月のテーマ
8月のテーマは2人の関係の中の「オーバーラップ」を設定します。
オーバーラップはボールを保持している選手を
後ろの選手が追い越してサポートするプレーを言います。
さらにボール保持者はオーバーラップするスペースを作る動きも必要です。
パスの質(方向、強さ、タイミング)も求められます。
動き方は難しくありませんが、
数的有利な状況を作るために有効な戦術の一つです。
サッカー日本代表で言えば、長友選手や酒井高徳選手、酒井宏樹選手が得意としているプレーです。
昨年度はスクールで「オーバーラップ」を練習して、
チームでオーバーラップの達人になった選手の話を聞きました。
持ち前の運動量を活かして、
タイミングのいいオーバーラップによるチャンスメイクができるようになったそうです。
今回も新たなオーバーラップの達人がうまれることを楽しみにしています。
連日のように熱中症のニュースが流れておりますが、
気温が非常に高くなっており、
それに伴って体育館の室温も高くなっております。
スクールではこまめに休憩をとり、子どもたちに給水を促しています。
十分な飲料のご用意をお願いします。
水では熱中症の発症につながることがありますので、
スクールではスポーツドリンクを推奨しております。
また、塩分補給のタブレットや氷嚢のご用意も推奨しております。
フットサルを楽しむためには健康で元気であることが必要です。
スクールでもお子様たちの体調の変化を見逃さないように注意しておりますが、
ご家庭でもお子様の体調管理にさらに注力していただけますようよろしくお願いします。
2018年7月のテーマ
7月のテーマは「ピヴォ当て」を設定します。
ピヴォ当ては前線のピヴォにパスを入れて、
ピヴォがボールをキープしながら攻撃の起点となり、
アラやフィクソの選手が自分のマークを外してサポートに入ってシュートを打つ
フットサルの基本的な攻撃パターンの一つです。
ピヴォが反転してシュートを打つパターンもあります。
ピヴォにボールをキープされるのを嫌い、ディフェンスがタイトにマークをする場合は、
ピヴォがスペースを作って、そのスペースを使う戦術もうまれてきます。
強力なピヴォがいて、さらにピヴォ当てのうまいチームは必然的に攻撃の幅が広がります。
サッカーでは楔へのパスからの展開に似ています。
ピヴォのパスの受け方、体の使い方、プレーの選択肢の他に
アラやフィクソの選手のパスの方向の優先順位、パスの質、サポートの質など、
とてもサッカーに活きるテーマです。
正直、サッカー日本代表もピヴォ当てを練習すれば、
決定力が上がるのではないかと密かに思っています。
ピヴォは特殊なポジションなので、
今回はピヴォのプレーではなく、
ピヴォ当てのパスの質とサポートの質をトレーニングします。
7月は夏休みまるまる体験キャンペーンの対象期間です。
既にお申し込みをいただいているお子様もおられます。
サッカーをしていないお子様にとっても、
チームに所属しているお子様にとっても、
有意義な時間となるよう努力しますので、
是非この機会をご活用ください。
2018年6月のテーマ
6月のテーマは「コントロールオリエンタード」です。
方向付けをしたコントロールです。
フットサルは足裏で足元に止めてから考えるからダメだと言われることはもうなくなりました。
プレッシャーが激しいフットサルで、ボールを足元に止めることは実は殆どないです。
むしろトラップは止めるのではなく動かすという感覚です。
ファーストタッチはスペースを認知して、体の向きを作って、
最初のタッチでスペースへ運ぶことをイメージしますが、ファーストタッチとも少し違います。
相手との間合いを作るために、バックステップをしながら後ろへコントロールすることもあります。
体の向きとは逆方向にコントロールすることもあります。
どちらも相手の位置と状況を判断したコントロールで
ゴールを目指すコントロールオリエンタードです。
コントロールオリエンタードはサッカーに活きる重要なスキルの一つです。
サッカー界ではネイマール選手やイニエスタ選手が例としてよく挙げられます。
毎回の練習の最後はゲームを行います。
毎回のようにコントロールオリエンタードができればいいプレーになったと感じるプレーがいくつもあります。
コントロールオリエンタードは昨年度は5月のテーマとして実施しました。
コントロールオリエンタードを練習したことによって、
全てのプレーが明らかに上達した選手がいます。
今回も開花する選手が出てくることを楽しみにしています。
レガッテ
今月のテーマはレガッテ、突破のドリブルです。
子どもたちの反応を見る限り、
サッカーチームに所属している子どもたちにとっても、
おそらく教えてもらったことのないボールの持ち方を伝えています。
ディフェンスとの間合い
駆け引き
ふところの深さ
相手の重心を動かす
半歩速く進める運び方
僕が学生の頃には教えてもらったことはありません。
このボールの持ち方はFリーグではサイドの1対1でよく見ます。
サッカー日本代表では長友選手や乾選手がやっています。
難しいボールの持ち方です。
それでも子どもたちは理屈を理解して
「なるほど!」という声が聞こえてきます。
今月は形を変えながら1対1のメニューを多く取り入れています。
子どもたちは自分なりに考えて突破にチャレンジしています。
そこに個々の状況に応じてエッセンスを与えています。
最後のゲームの時間にはサイドでの突破のチャレンジが増えてきました。
とても手応えを感じるトレーニングになっています。
月間テーマとしては年間1回のチャンスですが、
イベント等で定期的に実施していきたいと感じています。
2018年5月のテーマ
5月のテーマは「レガッテ」を設定します。
ドリブルには2種類あります。
一つはボールを運ぶための「コンドゥクシオン」
一つは相手を抜くための「レガッテ」です。
レガッテは昨年度にスクール初のイベントとして開催した
「テクニック強化レッスン」でポイントとして伝えました。
昨年度のイベントの様子はこちら ⇒ テクニック強化レッスン
スクールでは年間を通じてほぼ毎週新しいテクニックを練習します。
その中で相手を抜くフェイントも数多く練習します。
そのテクニックをより効果的に使うために、
レガッテはとても重要な要素です。
普段パスを選択しがちなスクール生にとっても、
相手を一つ惑わすプレーができるようになると思います。
5月もフットサルを楽しみながら、上達していきましょう。
「より楽しくなる」
「より好きになる」
「よりうまくなる」
プラセール・フットサル・スクール
通常スクールへの無料体験も随時募集しています。
定員数まで残り僅かのクラスもございますので、
お早めにお申し込みください。