2018年7月のテーマ

 
7月のテーマは「ピヴォ当て」を設定します。



ピヴォ当ては前線のピヴォにパスを入れて、

ピヴォがボールをキープしながら攻撃の起点となり、

アラやフィクソの選手が自分のマークを外してサポートに入ってシュートを打つ

フットサルの基本的な攻撃パターンの一つです。

ピヴォが反転してシュートを打つパターンもあります。


ピヴォにボールをキープされるのを嫌い、ディフェンスがタイトにマークをする場合は、

ピヴォがスペースを作って、そのスペースを使う戦術もうまれてきます。

強力なピヴォがいて、さらにピヴォ当てのうまいチームは必然的に攻撃の幅が広がります。





サッカーでは楔へのパスからの展開に似ています。

ピヴォのパスの受け方、体の使い方、プレーの選択肢の他に

アラやフィクソの選手のパスの方向の優先順位、パスの質、サポートの質など、

とてもサッカーに活きるテーマです。


正直、サッカー日本代表もピヴォ当てを練習すれば、

決定力が上がるのではないかと密かに思っています。





ピヴォは特殊なポジションなので、

今回はピヴォのプレーではなく、

ピヴォ当てのパスの質とサポートの質をトレーニングします。








7月は夏休みまるまる体験キャンペーンの対象期間です。

既にお申し込みをいただいているお子様もおられます。


サッカーをしていないお子様にとっても、

チームに所属しているお子様にとっても、

有意義な時間となるよう努力しますので、

是非この機会をご活用ください。





2018年6月のテーマ

 
6月のテーマは「コントロールオリエンタード」です。

方向付けをしたコントロールです。



フットサルは足裏で足元に止めてから考えるからダメだと言われることはもうなくなりました。

プレッシャーが激しいフットサルで、ボールを足元に止めることは実は殆どないです。

むしろトラップは止めるのではなく動かすという感覚です。


ファーストタッチはスペースを認知して、体の向きを作って、

最初のタッチでスペースへ運ぶことをイメージしますが、ファーストタッチとも少し違います。


相手との間合いを作るために、バックステップをしながら後ろへコントロールすることもあります。

体の向きとは逆方向にコントロールすることもあります。

どちらも相手の位置と状況を判断したコントロールで

ゴールを目指すコントロールオリエンタードです。


コントロールオリエンタードはサッカーに活きる重要なスキルの一つです。

サッカー界ではネイマール選手やイニエスタ選手が例としてよく挙げられます。








毎回の練習の最後はゲームを行います。

毎回のようにコントロールオリエンタードができればいいプレーになったと感じるプレーがいくつもあります。



コントロールオリエンタードは昨年度は5月のテーマとして実施しました。

コントロールオリエンタードを練習したことによって、

全てのプレーが明らかに上達した選手がいます。


今回も開花する選手が出てくることを楽しみにしています。






レガッテ

 
今月のテーマはレガッテ、突破のドリブルです。


子どもたちの反応を見る限り、

サッカーチームに所属している子どもたちにとっても、

おそらく教えてもらったことのないボールの持ち方を伝えています。


ディフェンスとの間合い

駆け引き

ふところの深さ

相手の重心を動かす

半歩速く進める運び方


僕が学生の頃には教えてもらったことはありません。





このボールの持ち方はFリーグではサイドの1対1でよく見ます。

サッカー日本代表では長友選手や乾選手がやっています。


難しいボールの持ち方です。

それでも子どもたちは理屈を理解して

「なるほど!」という声が聞こえてきます。








今月は形を変えながら1対1のメニューを多く取り入れています。

子どもたちは自分なりに考えて突破にチャレンジしています。

そこに個々の状況に応じてエッセンスを与えています。


最後のゲームの時間にはサイドでの突破のチャレンジが増えてきました。

とても手応えを感じるトレーニングになっています。



月間テーマとしては年間1回のチャンスですが、

イベント等で定期的に実施していきたいと感じています。






2018年5月のテーマ

 
5月のテーマは「レガッテ」を設定します。


ドリブルには2種類あります。

一つはボールを運ぶための「コンドゥクシオン」

一つは相手を抜くための「レガッテ」です。





レガッテは昨年度にスクール初のイベントとして開催した

「テクニック強化レッスン」でポイントとして伝えました。

昨年度のイベントの様子はこちら ⇒ テクニック強化レッスン



スクールでは年間を通じてほぼ毎週新しいテクニックを練習します。

その中で相手を抜くフェイントも数多く練習します。

そのテクニックをより効果的に使うために、

レガッテはとても重要な要素です。



普段パスを選択しがちなスクール生にとっても、

相手を一つ惑わすプレーができるようになると思います。





5月もフットサルを楽しみながら、上達していきましょう。


「より楽しくなる」

「より好きになる」

「よりうまくなる」

プラセール・フットサル・スクール





通常スクールへの無料体験も随時募集しています。

定員数まで残り僅かのクラスもございますので、

お早めにお申し込みください。





2018年4月のテーマ

 
2018年度最初のテーマは昨年度と同様に「トランジション」です。


トランジションとは切替です。

フットボールは「攻撃」と「攻撃から守備への切替」「守備」「守備から攻撃への切替」の4つの場面の繰り返しです。

つまりトランジションは勝敗を左右する大きな要因の一つです。

特にフットサルの場合はカウンターでの得点が全体の約40%と言われています。

トランジションを制するチームが勝利をものにすると言っても過言ではないでしょう。



トランジションにはフィジカルの要素だけでなく、頭の切替が重要です。

どうしても運動量は多くなりますが、練習では頭の切替の部分にフォーカスします。








2018年度もスクール生たちがフットサルを楽しむことを最優先して、

そのうえで上達を実感していただけるよう精進してまいります。



「より楽しくなる」

「より好きになる」

「よりうまくなる」

プラセール・フットサル・スクール


2018年度もよろしくお願いします!