2018年2月のテーマ
2月のテーマはフィニッシュです。
ゴールを奪うシュートの練習です。
フィニッシュとはプレーの終わり方です。
「シュートで終わる」
という言葉をよく耳にします。
しかし、シュートの終わり方によっては良くない状況を招く場合があります。
フットサルの場合は顕著です。
フィニッシュでは個人のシュート練習から始めて、
ゴール前に人数をかけてゴールを奪いきるところまでを練習します。
フットサルで基本的なパターンのセグンド
また、基本的なジョガーダを数パターン練習します。
U-12クラスではエルというパターン練習も行う予定です。
子どもたちの大好きなシュートを打つ機会が多い練習になります。
2月もフットサルを楽しみながら、上手になっていきましょう。
2018年1月のテーマ
1月のテーマは「カウンター」を設定します。
12月のテーマで相手のボールを奪い攻撃につなげる守備を練習しました。
1月はそこから数的有利な状況での攻撃を練習します。
フットサルの試合では全てのゴールの約40%がカウンターからのゴールです。
これは2番目のポゼッションからのゴールの約20%を20ポイントも上回って最も大きい数字です。
数的有利な状況でいかにゴールを奪いきるか、数的不利でいかにゴールを守るかが重要です。
フットサルの場合はその状況をいかに作るかが戦術の一つとなりますが、
今回は数的有利な状況での攻撃を練習します。
カウンターで最も重要なことはゴールを決めきることで、
次に重要なことはカウンター返しを受けないことです。
ゴールを決めきるためには最後まで関わることが必要です。
ラストパスで終わらず最後まで関わる。
キーパーとの1対1はチャンスに見えてなかなか難しいけど、
キーパーと2対1なら簡単に決められる。
その局面を作るためにゴールを決めきるまで関わる。
これが1月のテーマの最大のポイントです。
カウンターを受けないためには
トップチームにはよく言っていることですが、「ボールの失い方を考える」。
よく言われるシュートで終わればいいという訳でもありません。
これはいつかイベント等でやりましょう。
1月も体だけでなく頭を使う練習になります。
当スクールのfacebookページではシェアしましたが、
元フットサル日本代表監督のミゲル氏のコラムです。
「速く考える」を身につけるには? ミゲルがトレーニングに取り入れる“6つの要素”
1月の練習も楽しみにしておいてください。
ディフェンス
12月のテーマは『ディフェンス』です。
ディフェンスの目的は「相手のボールを奪うこと」です。
さらにボールを奪うだけでなく「攻撃につなげること」までを求めています。
攻撃にテクニックがあるように守備にもテクニックがあります。
攻撃が好きな子が多いと思うので、守備のモチベーションを与えるところから始めました。
U-9クラスではチャレンジの部分、
U-12クラスではチャレンジ&カバーを練習しています。
スクールではボールを奪い攻撃につなげるまでを
段階的にポイントを理解することを重視しています。
攻撃も同じですが感覚やフィジカルでプレーできることは素晴らしい能力ですが、
うまくいかなかった時にどの段階でエラーがあって、
どう改善すればいいかを子ども自身が理解することが最も重要だと考えています。
ミスを何がミスだったかを認識できるだけでも上達です。
当然次のプレーはそこを意識してプレーしています。
なので、この数週間だけで守備がかなりうまくなった子がたくさんいます。
まずポジショニング。
ポジショニングだけでもポイントが複数あります。
ゴールとマークする相手の間に素早く行ける
ボールとマークする相手を同時に見られる
裏を取られない
インターセプトを狙える
カバーリングできる
さらにプレッシャー、サイドへ追い込む、ボールを奪う、攻撃へつなげるとそれぞれの段階でポイントがあります。
例えば相手を自由にプレーさせないプレッシャー。
相手の利き足を認識することやいつプレッシャーをかけるのかなどを伝えています。
攻撃同様に守備も練習量と比例してうまくなります。
スクール生たちはこの数週間でかなり良くなっています。
どのクラスでもボールを奪ってからゴールを奪うプレーが増えてきました。
守備が良くなれば攻撃はさらに良くなっていきます。
正直もっと守備の練習はしていきたいところです。
拝読されている方も多いかと思いますが、「ジュニアサッカーを応援しよう」の記事の中で守備に関する記事をご紹介します。
サッカーやフットサルで使える! 守備力向上のヒントとなる記事12選
2017年12月のテーマ
12月のテーマは「ディフェンス」を設定します。
以前イベントで開催した「ディフェンス強化レッスン」でもご好評いただいたテーマです。
イベントで書いた内容と重複しますが、
フットボールは攻撃と守備、その切替しかありません。
得点と失点の1点の重みは同じで、
むしろ得点につながるいい守備は
失点を防いで得点につながった2点分の働きがあると思います。
フットサルはオフサイドがないので、サッカーとは違う守備をすることも多いですが、
共通の守備の原理原則からトレーニングします。
また、ボールを奪いきることと攻撃への切替を目的として段階的にトレーニングします。
いい守備を打開するためにはより質の高い攻撃が必要になります。
守備の練習によってスクール全体の質が上がることを楽しみにしています。
2017年11月のテーマ
11月のテーマは「エイト」を設定します。
エイトとは
相手のプレッシャーを8の字に動いて回避しながら、
マークのズレを作り出すフットサルの基本的なパス回しの一つです。
エイトは過去のテーマで実践したピヴォ当てを狙いながら、
かつスペースとアラに対する相手ディフェンダーのプレッシャーのかけ方を認知して、
10月に練習したワンツーやパラを狙うことができます。
また、ブロック、カーテン、スイッチ、ジャグナウなどの選択肢も生まれてきます。
選択肢を持ったうえで、プレーを判断するいいトレーニングになります。
U-9クラスではU-12クラスにつながる技術と知識の習得に注力していきます。
新しいことだけでなく、例えばインサイドキックの球質についても改善しています。
子どもたちの吸収力が凄まじいので、大変やりがいを感じています。
毎週新しいものを練習するテクニックも細部のポイントまで伝えています。
11月のトピック練習はスイッチとブロックに特化して練習します。
U-12クラスではエイトをしながら2人の関係で崩すところまでを練習します。
U-12クラスは各曜日に特色がありますが、どの曜日も想定以上のトレーニングができています。
間違いなくうまくなります。
U-6クラスは今月も新しいテクニックを2つ練習します。
テクニックのポイントに加えて、テクニックを使う足も考えてもらいます。
今月もお子様たちがフットサルを楽しみながら、
上達を実感できるように全力でサポートします。
11月は「友達紹介キャンペーン」を実施中ですので、
ぜひお友達をスクールの無料体験へお誘いください。