2021年7月度ゲームデイ
7月のテーマは『2人称、横の関係』でした。
弊スクールでは常に横幅を取ることを口酸っぱく選手たちに伝えています。
たったこれを意識するだけでプレーが、ガラリと変わります。
ボールホルダーと持っていない選手のユニットで相手の組織を破壊することは狭いスペースの中でどう攻略するかというのはフットサルの醍醐味でもあります。
そういった意味でも選手たちは、まず実践してみてどうすればゲームの中で活かせるかをよく考えながらプレーできていたと思います。
さて、それでは優勝チームの発表です。
月曜日 U-9クラス
『ゆうま&たいが選手チーム』
月曜日 U-12クラス
『ゆうと選手&やまと選手チーム』
火曜日 U-9クラス
『日本代表』
火曜日 U-12クラス
『レタス』
水曜日 U-9クラス
『情熱のオレンジ』
水曜日 U-12クラス
『突き進め!グリーンチーム!』
木曜日 U-9クラス
『ましましまっしー』
木曜日 U-12クラス
『生姜でしょうが』
木曜日 エリートクラス
『グリーンメントス』
金曜日 U-9クラス
『レモン』
金曜日 U-12クラス
『カナブーン』
今月のプラセール賞は3名。
こうた(火曜)選手
初のプラセール賞ですが、いつも前向きな声かけと見えないところの努力でメキメキと力をつけてきています。
常に満足せず所属チームでの活躍をコーチたちは期待してます!
こうた(金曜)選手
最近の選手の中でも特に逞しくなった、こうた選手。口数は多くないかもしれませんが特にボールを奪う、前に運ぶといった原理原則の部分で常に衰えることなく続けています。そのスタイルを変えることなくさらに頑張って欲しいです。
はると選手
いつも良いプレーや目に見えるゴールの活躍が目立つはると選手ですが意外にも今回が初のプラセール賞。
コーチたちの問いかけに常に前向きに取り組んでくれていて見るたびに上手くなっています。
続けてゲームデイで勝てるように頑張ってくださいね。
おめでとうございます!!
来月はU-6が『相手を見よう』U-9以上が『ピヴォ当て』です。
先月では横の関係性をテーマにしましたが、今回は縦を意識した攻撃がテーマになります。
当然前にボールを運べることが出来ればチャンスになりますし、優先順位を考えれば当然縦を選択することが必須になります。
どうすれば前の選手に預けれるのか。またどう侵入していくのか深く掘り下げてお伝えできればと考えています。
是非お楽しみに。
"息子がサッカーをやめたい" 保護者様からのご相談②
彼は技術的にとても上手でした。スクールで伝えることを吸収して上達するスピードも早く、特にあるテーマのトレーニングをした際に激変しました。そのテーマでのトレーニング内容が選手たちに大きな好影響を与えることを僕に気づかせてくれたのは彼だと言えるほどです。
一方で、既述のとおり彼が在籍したクラスにはチームに所属していないお子様が半数近くおり、レベル差が大きいクラスでした。彼の思い通りにいかないことが多く、彼自身からネガティブな声が出ることが大きな課題となっていきました。
月の最終週をゲームデイとして、優勝をかけてゲームの時間が長い日を設定しています。その日は他のスクール生が彼と同じチームになることを嫌がるほどの状態でした。彼はネガティブな発言をすれば僕から指摘されるので、それを我慢するものの態度には出てしまうような状態でした。
そこで彼と向き合って話した機会があります。話す機会の前に彼が所属しているチームの試合を観戦しました。同じチームにスクール生が数名在籍しています。僕が知っている選手たちは全員が自分の力を発揮できないまま、その試合は負けました。力を発揮できないのは監督からネガティブな声があり、こだまするようにピッチの選手たちがネガティブな声を連呼することが原因だと感じました。
そして彼と話しました。スクールに入会する前に自分はミスを指摘されたり怒られることをどう感じていたのか。このスクールの体験に来た時に何を魅力的に感じたのか。それを彼に問いかけました。僕が期待していた回答が率直に返ってきました。これは自分が成長するチャンスだということと、どうすればいいか考えてみようと伝えました。
急には変わりません。でも努力して味方のミスに対してポジティブな声を出した瞬間がありました。もちろん僕はそれを誉めます。しかし彼が変わったきっかけは僕の言葉ではありませんでした。
ミスに対して彼からポジティブな声をかけられた選手が、似た状況でもう一度同じようにチャレンジしてゴールにつながりました。みんなからポジティブな声をかけられるそのスクール生が照れながら「○○君が励ましてくれたから○○君のおかげ」と彼のことを言いました。それが彼にとって貴重な経験になりました。
今までは自分へのパスを要求してみんなが自分へのパスを優先する。当然相手のプレッシャーが厳しく、自由にプレーできない。イライラが募り周りにネガティブな言動をしてしまうという悪循環でした。
しかし、自分がポジティブな声をかけることでチームがうまくいくことを知った彼は積極的にポジティブな声をかけるようになりました。スクール生たちはミスをしてもチャレンジを繰り返し、彼はプレーでも声でもフォローし、ゲームデイでは彼のチームが優勝する回数が増えました。スクール生たちは彼と同じチームになりたいと言うようになりました。
実は彼が変わったポイントはそこでもありませんでした。
彼がポジティブな声を出しプレーでフォローすることで、他のスクール生たちが目に見えて上達しだしました。ミスしても次は工夫してチャレンジを繰り返すので、必ず成功体験に近づきます。そしていつか小さくても成功します。彼は周りが上手くなることに悦びを感じていたようです。
ゲームに限らず、トレーニング中も仲間たちと積極的にコミュニケーションをとり、ポジティブな声掛けをするようになりました。トレーニングの意図も理解しているので、コミュニケーションの内容を修正するようなこともありません。
加速度的に全体のレベルが上がっていきました。周りが上達すれば彼自身もプレーしやすくなります。僕はそういう仕掛けをしたつもりはありませんでしたが、彼はリーダーシップ的なところを身につけていきました。
5年生の時に改めて彼が所属しているチームの試合を観戦しました。指導者の声掛けは変わっていなかったけど、ピッチ内でポジティブに働きかけている彼の姿がありました。試合は劣勢でしたが、ピッチ内のネガティブな声は激減していました。2年前と比べて、選手たちは明らかにサッカーを楽しんでいるように見えました。
彼自身はメキメキと力をつけて6年生では県トレセンに入り、後期では県トレセンのキャプテンとなりました。そして最後には県トレセン対抗戦でチームを優勝に導きました。
3年生の終わりの頃にサッカーをやめたいと悩んでいた彼が、県トレセンのキャプテンになるまで成長しました。そして中学でもサッカーを続けています。
フットサルもサッカーも楽しいスポーツです。
なぜフットサルはサッカーの6倍もボールに関わる機会が多いのか
日本で唯一のプロフットサルチームであり、国内で圧倒的な強さを誇る名古屋オーシャンズ。その下部組織である名古屋オーシャンズフットサルスクールさんの記事です。
育成年代でフットサルをプレーするメリットがわかります。ぜひご覧ください。
なぜフットサルはサッカーの6倍もボールに関わる機会が多いのか
"息子がサッカーをやめたい" 保護者様からのご相談①
大変ありがたいことに、ご相談をいただく機会が多いです。
単なるスクールコーチにご相談いただくということは、よっぽど悩まれているのだと思うし、勇気を出してご相談いただいたのだと思います。
出来る限り真摯に対応させていただいています。
悩んでおられる保護者様や選手はとても多いです。
そしてご相談いただく内容は似ていることもあります。
同じような悩みを抱えておられる方が少しでも気持ちが楽になればという想いから、個人名や団体名がわからない形で公開させていただきます。
ご子様が小学校4年生になる直前の2月に、お母さまからご相談いただきました。
息子がこの数か月間サッカーが楽しくないと言っていて、なんとか励ましながら続けてきましたが、4年生に進級するタイミングでチームを退団してサッカーをやめたいと言っています。親としては息子の気持ちを尊重しますが、何とか続けてほしいとは思っています。続けられる方法を模索している中でスクールのホームページを拝見して、「楽しむことを最優先する」と書かれていたことに興味を抱いて、連絡させていただきました。
息子がサッカーをやめたいと言っている理由は本人が言うにはコーチから怒られるのが嫌だということです。ミスしたら怒られるから試合には行きたくないし、練習も怖くて楽しくないと言っています。親から見ると、確かに怒られていることは多いけど、それは自分がミスしているから当然だし、そういうことを耐えて乗り越えていく力もつけてほしいと思っています。
ただ、サッカーが楽しくないと感じている状態なので、もう一度サッカーを楽しいと感じられるきっかけを作れればと考えているところでスクールのホームページを拝見しました。本人に話してみたところ、普段と違う環境でサッカー(フットサル)をすることに緊張はあるけど一回なら行ってもいいと言っています。このような状況ですが、一度スクールを体験参加させていただくことは可能でしょうか?難しければご遠慮なく断っていただいて構いませんので、ご検討をお願いします。
当スクールでは全員がサッカー(フットサル)を楽しんでいます。ご子様がやっぱりサッカーって楽しいと思ってもらえるきっかけになるよう尽力します。ぜひ体験参加していただきたいです。
そうお返事をさせていただきました。
まず、サッカーは楽しいスポーツです。子どもも大人も初心者も上級者も全ての選手がプレーを楽しめるスポーツです。そしてサッカーはミスするスポーツです。ミスをしない選手はプロでもいません。そのミスを個人やグループで成功体験に変えていくことがサッカーの面白さの一つです。
選手ができないのは教えることができていない指導者の力不足が原因です。なので、指導者が選手のミスを怒るのは本末転倒で、ミスを怒るのは自分は教える能力がないと周りに言っているようなものだと僕は考えています。
苦難を乗り越える力を身につけることは必要ですが、3年生のまだ無邪気な子どもに求めることではないと思います。ネガティブな部分を克服するよりもポジティブな部分を伸ばす方がいいと考えています。
数日後にスクールに体験参加していただきました。緊張はしているものの、きちんと挨拶ができるし、トレーニングにも積極的にチャレンジしてくれました。プレーを観てみると、しっかりと技術が身についていて、上手な選手でした。
当スクールでは体験時にはアイスブレイクの一つとして自己紹介を少し工夫しています。既存のスクール生たちのノリも良くて、殆どの体験のお子様がここで緊張がほぐれます。
そしてスクール中はポジティブな声を出すことを求めています。ネガティブな声が出てしまうこともありますが、そこは見逃さずに指摘して修正します。なのでスクールの雰囲気はとてもポジティブです。ここにもそうなるような仕掛けをしています。
スクールの後半はゲームを行います。該当クラスはチームに所属していない選手が半数ほどいるクラスで、ミスやエラーは頻繁に起こります。しかし、全てのスクール生がポジティブな声を出します。体験してくれた彼のいいプレーをみんなが誉めます。ミスをした時もポジティブな声をかけて盛り上げます。彼自身活き活きとプレーして体験が終わりました。
ゲーム中にお母さまとお話ししました。
「こんなに楽しそうにプレーしているのは本当に久しぶりに見た。本当は少し強引に連れてきたけど、連れてきて良かった。」
そう言っていただけました。
スクールの締めの挨拶が終わった後、彼はお母さんの所へ行き「楽しかったから通いたい」自らそう言ってくれました。そして即日入会となりました。サッカー(フットサル)は楽しいもの。それが伝わってとても良かったです。同時に彼はチームでもプレーを続けることを決断しました。
話はここでは終わりません。ここから彼自身が変わる試練が起こっていきます。
【告知】プチ運動会
プチ運動会を企画しました。
夏休みの空いた時間で楽しく体を動かしましょう。サッカーボールやバランスボールを使いながら、誰でも楽しめるメニューをご用意しております。ぜひお友達お誘いあわせのうえ、お申し込みください。
イベント名
プチ運動会
日時
2021年8月10日(火)
15:30-16:50
会場
牟礼総合体育館
対象
年中・年長・1年生
内容
鬼ごっこ
ボールフィーリング
爆弾ゲーム
キックターゲット
必殺技を覚えよう1
必殺技を覚えよう2
試合を楽しもう
定員
16名(先着順)
※最少催行人数6名
参加料金
無料
お申し込み
申込サイトからお申し込みください。 ⇒ RESERVA
※お子様のお名前でお申し込みください。
※連絡事項欄に学年と通学先をご記入ください







