2022年6月のテーマ

 
6月のテーマの発表です。



 U-6クラス


『相手をかわそう』

今月も相手が前にいる時に使えるフェイントを練習します。先月のシザーズに続き、基本的なテクニックの一つです。テクニックのポイントだけでなく、先月同様に相手との間合いも練習します。また、テクニックの合体技も練習して神経系にも刺激を与えます。


U-9・U-12・エリートクラス

『2人組の展開 スルーパス・ワンツー・バ』

当スクールが最も得意としているテーマの一つです。当スクールのスクール生たちには幅をとることの重要性を日々伝えています。ですので幅をとる概念はスクール生たちの理解度が高いです。そして通常のゲームでもスルーパスやワンツーは頻発します。この点は当スクールのストロングポイントの一つだと自負しています。

今月のテーマはパスで相手と相手の間のライン間を通すことになります。そうなるとライン間を広げることが必要になります。そのライン間をどうやって広げるのかというところも考えてもらいます。

さらにスルーパス・ワンツー・バが成功するための個人戦術とスキル、さらにパスの質までをトレーニングします。単純なプレーのように見えますが、コンセプトを理解してもらい、たまたま成功するのではなく、意図して成功できるようになります。

サッカーをプレーされている選手たちにとっても、とても有意義なトレーニングになります。


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フットサルがサッカーに有効だという記事をまとめています。ぜひ参考にされてください。
フットサルの価値




コントロールオリエンタード

 
今月のテーマは「コントロールオリエンタード」です。
毎年年度初めに設定するテーマで、方向づけをしたコントロールという意味です。ボールの置き所や持ち方、タッチの方向と強さ、体の向きなどを「未来」という言葉を使いながらトレーニングしています。

殆どの選手が利き足を使ってコントロールをします。それが悪いとは言いませんが、プレーの選択肢を減らしていることが多いです。また、タッチの方向や強さ、置き所が悪くて選択肢が限定されることも少なくないです。


一週目はロンドでそのトレーニングをしました。2タッチ以下の制限付きです。ロンドをすればコントールオリエンタードのスキルが顕著に表れます。特に体の向きと使う足、ボールの置き所を意識してもらいます。
最初はパスが10回通らなかったけど、余裕でパスが10回回るようになっていきます。そうなると未来を意識してもらうために制限をつけていきます。選手たち自身がどこにエラーがあったか理解して修正できるようになります。

ロンドは楽しいし、何を意識するかでとてもいいトレーニングにもなります。一週目はとてもいいトレーニングができたと感じています。
このトレーニングをするとチーム所属の有無に関わらず、劇的に変化する選手が数名現れます。一週目のトレーニングを終えた時点で既に変わった選手が1名います。おそらく二週目、三週目にも現れてくると思います。




2022年5月のテーマ

 
5月のテーマの発表です。



 U-6クラス


『相手をだまそう』

相手が前にいる時に使えるフェイントを練習します。サッカー選手やフットサル選手が最も多く使っていると言っても過言ではないシザーズの練習になります。
シザーズの3つのポイントを練習して、ボールを止めた状態から相手との間合いを見るところまで段階的に練習します。

U-9・U-12・エリートクラス

『コントロールオリエンタード』

スクール生が劇的に変わるテーマの一つです。コントロールオリエンタードとはスペイン語で「方向づけをしたボールコントロール」の意味があります。ファーストタッチに近いイメージですが、ボールの置き所なども含めており、当スクールではトラップでボールを動かすことを求めています。
世界でコントロールオリエンタードが上手い選手といえば、現在ヴィッセル神戸で活躍しているイニエスタ選手が挙がります。現日本代表では守田選手がとても上手いです。

コントロールオリエンタードの2つのポイントからトレーニングして、「未来」という言葉を使って体の向きをトレーニングします。




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2022年4月のテーマ

 
4月のテーマの発表です。



U-6クラス


『方向を変えよう』

インサイドやアウトサイドを使ってターンするテクニックを練習します。
インサイドターンの詳細については先日《分解》で書いたので参考にされてください。



U-9・U-12・エリートクラス

『パス&コントロール』

フットボールのベースである「止める」「蹴る」のトレーニングになります。
「止める」の部分はただボールを止めるのではなく、トラップでボールを動かす技術をトレーニングします。また、段階的にトラップで相手のプレッシャーを回避するボールアタックとトンパという技術をトレーニングします。

「蹴る」の部分は正しい蹴り方から練習します。最近の小学生は股関節が硬いお子様がとても多く、うまくボールを蹴ることができていない選手が多いです。変な癖がつくと修正が難しくなるので、今のうちに正しい蹴り方を練習します。
また、当スクールでは球質までをトレーニングします。パスに変な回転がかかっていると受け手がトラップにより神経を使う必要がでてきます。受け手がコントロールしやすいように、当スクールが求める球質は無回転で床の上を滑っていくような球質です。


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2022年3月のテーマ

 
3月のテーマです。

全カテゴリー『ポジティブ』を設定します。



 

ポジティブは当スクールのミッションの一つである「フットボールを楽しむこと」を達成するために欠かせないテーマです。

当スクールのスクール生たちはミスやエラーが起きた時にネガティブな声を出すスクール生はいません。入会当初はネガティブな声を出してしまう場合もありますが、我々はそれを見逃さずに問いかけます。既存のスクール生たちは常にポジティブな声を出しており、そこもピックアップするのでポジティブな声が増えていきます。グリーンカードやキャプテンマークなどを使って、そうなるような仕掛けもしています。どの選手も次第にその雰囲気にのまれていきます。結局、ポジティブな声が増え、ネガティブな声はなくなります。


一般的にミスやエラーをした時にネガティブな声が聞こえると、次のプレーから消極的になってしまうことが多いです。この連鎖では実力を出し切ることはおろか、フットボールを楽しむことができません。

逆にポジティブな声が聞こえると、次は修正してチャレンジしようという積極的なプレーにつながります。常にこの状態だと、楽しいだけでなく、どんどんプレーの質が上がっていきます。どんなに技術がある選手でも、フットサルやサッカーをしたことがない選手でも同じです。


ゲームデイでは優勝できなかった時に悔しさが表情ににじみ出ているスクール生もたくさんいます。勝利を目指すことは大切です。そして勝てなかった時にグッドルーザーであることも大切です。

フットサルもサッカーも楽しんでなんぼです。当スクールではネガティブな声を出すスクール生はいません。ポジティブな雰囲気をスクール生たちが作ってくれています。これは自慢できる当スクールの特長の一つだと自負しています。


前置きが長くなりましたが、3月はゲームの時間を長く設定します。ウォーミングアップをしてファンゲームをしてゲームをします。その中でポジティブな雰囲気を作り、ひとつ質の高い声掛けを求めていきます。





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