分解

 
当スクールでは各年代ごとに指導ガイドラインを設定しています。各年代の特徴を理解し、その年代で身につけるべきスキルを年間計画を立てて段階的にトレーニングしています。


例えばテクニック。
当スクールでは大きく分けてフェイントとターンの2種類に分けてトレーニングしています。動画で見るような派手なテクニックではなく、試合で使えるテクニックにフォーカスしています。

U-6クラスで年間20個程度、U-9クラスで年間40個程度、U-12クラスで年間50個程度のテクニックを覚えます。

最も簡単なターンのテクニックにインサイドターンというテクニックがあります。インサイドでターンするテクニックでU-6クラスの最初に覚えるテクニックです。

まずどのような状況で効果があるのかを伝えます。インサイドターンの場合は相手が横からついてきている状況で効果を発揮します。

このインサイドターンの場合、テクニック自体に3つのポイントがあります。
1つ目は遠くのボールを止めることです。
2つ目は1回で止めることです。
3つ目はターンの後にスピードを上げることです。

テクニックが上達しても対人練習になるとボールを奪われてしまいます。
ここでシールディングを身につけます。相手からボールを隠して遠い足でテクニックを発揮するスキルです。

スクール生たちは当日のゲームで早速覚えたテクニックにチャレンジします。最初からはうまくいかないことが多いですが、まずチャレンジ自体を誉めます。そしてどこにエラーがあったかを問いかけます。ポイントを理解しているので、スクール生たちは自ら答を導き出します。そして次のチャレンジでの成功体験を誉めます。

ここまでできるとツイストオフというテクニックに発展します。相手が前にいる状況で、シールディングをしながらインサイドを使って突破するテクニックです。

こういう流れでU-6クラスで年間20個程度、U-9クラスで年間40個程度、U-12クラスで年間50個程度練習します。これはスクールを活用していただくメリットの一つだと考えます。選手たちはこの中から得意なテクニックをいくつか見つけて自分のものにしていきます。



同じようにスキル・個人戦術・グループ戦術についてもそれぞれ分解して段階的にトレーニングしています。長くなるので説明は割愛しますが、成功する状況を作るところまで落とし込んでトレーニングするので、選手たちの理解度も高くなりやすく、プレーを分解しているのでどこにエラーがあったかを認知でき、また修正しやすい特長があります。これはフットサルスクールのストロングポイントであるし、当スクールのストロングポイントだと考えております。