バーモントカップ
バーモントカップの香川県大会が開催されました。
バーモントカップは全日本U-12フットサル選手権大会です。
数年前とは違い、この大会に注力しているチームが増えてきた印象があります。
中にはフットサル専門チームもあり、
大会に賭ける想いが伝わってくるチームがいくつかありました。
フットサルはサッカーの要素が凝縮されているともいえる競技なので、
サッカーのトレーニングの一環として出場されることも有意義です。
以前のようにもっとたくさんのチームに出場してほしいと思います。
スクール生が所属しているチームもいくつか出場しており、
大会会場でスクール生に会えることも楽しみとなっています。
私は2回チームクリニックをさせていただいた少年団の
チームスタッフとして帯同させていただきました。
結果は予選リーグ敗退でしたが、
大変ありがたいことに数チームの監督さんから
どのような練習をしたのかご質問をいただきました。
攻撃のガイドラインは偽ピヴォと言われる戦術です。
フットサルの醍醐味の一つである
自分たちでスペースを作って使うことを
理解しやすく、様々な展開に発展できます。
クリニックは2回だったので、
ピヴォ当てに2人が時間差で絡むパターンと
ピヴォが空けたスペースを
フィクソとアラの2人の関係で使い、
フォア詰めまでのパターンを練習しました。
同じ考え方でキックイン、コーナーキック、クリアランスの
セットプレーを合計8種類練習しました。
守備のガイドラインは
相手陣地でボールを奪うフルプレッシャーです。
それと昨年度一年間で通算2勝しかしていないチームで、
気持ちの部分で負け前提で試合に取り組んでいる傾向があったので、
小さくても成功体験を多く実感できるようサポートしました。
サッカーではなかなか勝てないチームが
フットサルでは上位のチームに善戦したり勝てたりするのは
フットサルの特異性の一つだと思います。
優勝は丸亀FCさんでした。
選手一人ひとりのスキルと能力が高く、
攻撃力が際立っていました。
全国大会でのご活躍を期待しています。