バーモント杯香川県予選

バーモント杯香川県大会予選リーグが開催されました。

審判としてお手伝いさせていただいてきました。





「フットサルとサッカーは全然違う…」

知人である参加チームの指導者の方々や保護者の方々が口々に話していました。

その通り、実際に全然違います。



何がフットサルかと一言で説明するのは難しいですが、

オフサイドがないことを利用した攻撃、

数的不利な状況での守備、

セットプレー、などはその顕著な一例だと思います。



さらにU-15ではGKからのクリアランス、フィードはノーバウンドでハーフラインを超えられないというルールがあります。

このルールは戦術として最大限活用すべきです。



ゴレイロがボールを保持したらフルプレスをかける。

数的不利の守備の練習をしておく。
(ちなみにセオリーを理解すれば1対2の局面の失点率は劇的に下がります)

コーナーとキックインのサインプレーをいくつか持っておく。

この3点をおさえておけば、勝率はグーンと上がると思います。





今日見ていても、各チームにいい選手がいました。

例えサッカーでは中心選手でなくても、フットサルの特性は違うので、力を発揮できる選手も多いと思います。

しかし、ミニサッカーではないフットサルをしようとしているチームは僕が見た限りでは少なかったです。



様々な観点で「香川県のジュニアフットサルは伸び代が大きい」と感じました。

サッカーではベスト16くらいのチームでも、香川県の現状であれば、フットサルを練習すればバーモント杯では優勝することもできるのではないかと思います。

さらにその経験はサッカーにも活きてくるはずです。





明日は県予選決勝大会が開催されます。

力の差はそれほど大きくないと思うので、賢くプレーすることが勝敗を分けるのではないかと思います。





楽しむ

フットボールは楽しいものです。

フットボールをするうえで楽しむということが根本的な絶対条件だと思います。


特に園児、小学生年代の子供たちはフットボールが大好きです。

そこは大人がフォローし続けるべきことだと僕は思っています。





楽しさを感じる要素はたくさんあります。

ボールを蹴ること

上達の実感、成功体験

勝利

友達との関わり

コーチとの関わり

フットボールを楽しむために、今の経験やスキルは全く関係ないです。





プラセール・フットサル・スクールでは個々のレベルに合わせて指導させていただいています。

楽しむという点では上手にできるかそうではないかは関係ないし、

チームの戦い方に合う合わないもないし、

試合出場時間の長短もありません。



毎月のテーマと毎週のテクニックに沿って、子供たちのプレーや判断、チャレンジを誉めます。

なぜうまくいかなかったのか、どうすれば改善できるのかも問いかけます。

賛否両論あると思いますが、プレーや判断については誉めることの方が多いです。

なので、一人ひとりのプレーや判断を見逃さないように努力しています。



子どもは自分の鏡。

子どもができないとしたら、自分の力量不足です。

だから常に次はどんなメニューを組んでどう伝えるかを考えています。








話が変わりますが、

僕の好きなテレビ番組の一つに「奇跡のレッスン」という番組があります。

先日、何度か紹介しているミゲル・ロドリゴ氏のサッカー編が放送されました。

その前後にバスケットボール編が放送されました。



このバスケットボール編を見て、気づいたことがあります。

「誉める」では不十分で、「認める」ことが個を伸ばすことにつながる。



このバスケットボール編で対外試合の中で

挫けそうになっているある子供に対して

コーチが「君が必要なんだ」という言葉をかけていました。

こんな言葉をかけられたら、子供はどんな気持ちになるのでしょう。





バスケットボールはきっと楽しいと思います。

フットボールも絶対的に楽しいものです。




交流戦

トップチームの地域リーグ交流戦を開催しました。



ELBLANCO
個々のスキルとゴレイロの能力は四国リーグでも抜けています。
今期、四国リーグの優勝候補の1つだと僕はにらんでいるチームです。

LETIZIA
中国1部リーグ所属。
代表者は僕がフットサル界で最も信頼している人物の一人です。



この2チームを招待して、3チームでの交流戦を行いました。

リーグ開幕前のこの時期にこのレベルのチームと対戦できることは貴重です。

今回もいい勉強、いい経験をさせていただきました。

こういう横のつながりは今まで大切にしてきて良かったとつくづく思います。








会場はすぽっシュTOYOHAMAでした。

フットサルの公式サイズは20m×40mで、フットサルの公式戦で利用できる体育館は県内に2つしかありません。

その1つがすぽっシュTOYOHAMAです。

練習試合でもよく利用させていただいています。



今日、フロントに行った時に、対応してくれたスタッフが20年前に一緒に仕事をしていた友人でした。

何度も利用していたのに、こんなことってあるんですね。



そこでフットサルのイベントについて提案していただきました。

先方は大企業なのでまだまだ現実味はありませんが、もしかしたら面白い展開ができるかもしれません。



その際にはスクール生にも還元できるように企画させていただきます。





神戸遠征

トップチームの神戸遠征でした。



昨年から出場させていただいている第6回DIBERTO裏全国大会2017。

会場は神戸にあるアスコフットサルパークMAYA。


トップチームの神戸遠征でした。



昨年から出場させていただいている第6回DIBERTO裏全国大会2017。

会場は神戸にあるアスコフットサルパークMAYA。


兄弟でデウソン神戸で活躍されており、弟の脩選手は四国リーグ出身です。

兄弟で香川に来てもらってクリニックを開催していただいたこともあります。


そして、また香川に来てもらう約束もしてきました!

楽しみにしておいてくださいね。



アジア枠

2026年開催のワールドカップから出場国を従来の32ヶ国から48ヶ国に拡大することが決定しています。

アジア枠は現行の4.5ヶ国から8ヶ国に拡大される見込みのようです。



もしアジア枠が8ヶ国に決定したら、

形式は変わるはずですが、今開催されているアジア最終予選でいうと、

6チームずつのA、Bそれぞれのグループの上位4チームが出場できることになります。

さらにオセアニア枠が0.5から1になる見込みなので、

今回の予選でいうとオーストラリアがオセアニアに戻り、

残り11チーム中8チームが出場できることになります。



日本を含む上位国にとっては、ワールドカップ出場が確定的となるので嬉しい話です。

ただ、アジア予選は面白くなくなりますね・・・。



本戦では3ヶ国ずつの16グループに分けられ、上位2チームがトーナメントに進出。

そうなると日本の決勝トーナメント進出も期待できます。

そうなると盛り上がるのは間違いないです。








とはいえ約10年後の話。

今の小中学生が代表入りしている頃です。

久保選手がチームの中心になっているのでしょうか。

日本代表も世界のトップを狙えるくらいの力をつけていることを期待したいです。

香川県出身の選手が選出されている可能性もありますね。