進級
新学年になって各クラスの様子が変わりました。
新4年生は5、6年生と一緒にプレーするようになり、急にレベルが上がりました。
一方、上の学年がいなくなった新3年生と新6年生も環境が変わりました。
U-12クラスはどの曜日も人数が増えました。
新4年生にとっては急にプレッシャーが厳しくなり、
簡単にプレーさせてもらえない環境になりました。
しかし、その中でも上級生の体の使い方とかボールの持ち方を体感し、
どういうポジションにいればいいパスがくるのかなど、
考えてプレーすることが増えています。
そして習ったテクニックに果敢にチャレンジしています。
上級生はいい子たちばかりです。
失敗してもサポートして、
前向きな声を出してくれる選手がたくさんいます。
新4年生にとって、とてもいい環境だと思います。
新3年生と新6年生は各カテゴリーの最上級生となって、
受けるプレッシャーが軽くなり、
身体的にも技術的にも自由にプレーできるようになりました。
4月は正直、判断のないプレーが増えてしまっています。
判断する材料はたくさんあります。
何が見えていて、
どれだけ選択肢を持っていて、
どれを選ぶかの判断を、
どの時点で決断するのか、
そういうところも見ています。
特に新3年生と新6年生には考えるよう促していきます。
今は環境が変わって、スクール生たちは順応しようとしています。
スクールとしては環境も大事だと考えていますが、
個々のレベルに合わせて個別に指導させていただいています。
同じ練習でも個別に与える課題は違います。
子どもたちは伸びしろだらけです。
この一年間でスクール生がそれぞれ頼もしく成長していくことを楽しみにしていてください。
実例
先日、あるスクール生の保護者様からとても嬉しいお話を聞かせていただきました。
同じチームに所属している2人のスクール生の話です。
ある試合でスクールで練習した形でそのスクール生2人でゴールを奪ったそうです。
観戦されていた2人の保護者様は
「あれってプラセールで練習した形よね?」
と顔を見合わせたそうです。
きっと他の保護者様はチームの得点を喜んでいただけたと思いますが、
スクール生2人の保護者様はどのようにゴールを奪ったかを喜んでいただけたのだと思います。
おそらくゴールを奪った連動は「ピサーダ」だと思います。
ラストパスで終わらず、ゴールを奪いきるまで関わるという意図で練習した内容です。
スルーパスを受けたボール保持者は周りの状況を把握して、意図的にスペースを作る動きをします。
同時にシュートの選択肢を持つことでGKのポジションも動かします。
またサポートの選手へのパスの質も求められます。
フィニッシャーはラストパスで終わらず、マークを外してサポートに入ることで、
決定的なシーンをより決定的にします。
そのためにタイミングも含めてパス&ゴーの質が求められます。
サッカーの試合を見ていても、もう一度関われば得点できたのにと感じるシーンがあります。
まさしく最後まで関わることでゴールを奪ったシーンだったのだと思います。
全てのスクール生が確実に上達しています。
スクールで練習している成果をスクール以外の場所で感じていただけたことが本当に嬉しいです。
フットサルがサッカーにも活きる実例の一つです。
そして、フットサルの練習をしていなければ生まれない形です。
今回のお話だけでなく、保護者様からは私のモチベーションになるようなお話をいただくことがあります。
心から感謝いたします。
それだけでなく、
お子様たちが楽しそうにプレーしていること、
お子様たち自身が上達を実感した瞬間が
私の最大の喜びでありモチベーションになります。
チームではないので、できないことが多くありますが、
スクールだからこそできることがたくさんあります。
あまり行けていませんが、
私自身もスクール生たちの試合をできるだけ観戦したいと思っています。
会場で様々なチームの試合を見て、お子様たちの成長を感じながら、
次の月間テーマや週のトレーニングメニューを決めることもあります。
今後も極力観戦に行きますので、会場でお会いしたら声をかけてくださいね。
フットサル日本代表
フットサル日本代表とフットサルアルゼンチン代表の国際親善試合が開催されました。
テレビでも放送されたので録画して観ました。
アルゼンチンは前回フットサルW杯の優勝国です。
過去のW杯ではスペインとブラジルのどちらかしか優勝したことがなく、
それ以外で初めて優勝した国として注目されています。
それと試合が開催された大田区総合体育館は満員となったそうです。
フットサルに関わる一人としてとても嬉しい事実です。
過去に何度かフットサル日本代表の試合を生で観戦しましたが、
やはりテレビとは臨場感が全然違います。
試合は見どころたくさんでした。
スクールで月間テーマとして練習した「トランジション」「コントロールオリエンタード」「ワンツー」「ピヴォ当て」「エイト」「ディフェンス」「カウンター」などなど随所に見られました。
ただ、日本代表は招集のタイミングなどによって、まだコミュニケーションがうまくいっていないように感じました。
1/28に開催される第2戦では、さらにいいゲームが見られると思います。
日本代表に招集されている星選手は高松に来てくれた時にお会いして話しました。
プレーも見ましたが、体格を活かして絶対に奪われないキープ力が印象的でした。
西谷選手は全日本フットサル選手権大会で対戦しました。
体は大きくはないのにフィジカルの差があっただけでなく、体の使い方が別格でした。
現在ベンフィカ(ポルトガル)の主力としてプレーしている逸見選手は
彼が名古屋オーシャンズサテライトにいた頃に対戦したことがあります。
逸見選手はまだ高校生でしたが、正直化物だと思いました。
フットサル選手は結構身近です。
Jリーガーを呼ぶのは難しいですが、
3月には「現役Fリーガースペシャルクリニック」でFリーガーを呼びます。
貴重な機会ですので、是非参加してくださいね。
詳細はこちら ⇒ 現役Fリーガースペシャルクリニック
さて、アルゼンチン代表との国際親善試合は第2戦が1/28に開催されます。
こちらもテレビ放送されますので、是非観戦してください。
フットサルはもちろん、サッカーとしてもとても参考になるプレー、戦術が随所にみられると思います。
1/28(日) 15:05~
NHK-BS1
謹賀新年
新年明けましておめでとうございます。
昨年4月にプラセール・フットサル・スクールを立ち上げ、
施設関係者、フットサルブレーンの方々には大変お世話になりました。
また、少年団及びクラブチームの指導者の方々、
サッカー協会の方々には日ごろからご指導いただき、ありがとうございます。
そしてスクール生の皆さん、保護者の皆様には大変お世話になりました。
多くの方と出会い、多くの方々に支えられました。
2018年も子どもたちとフットサルの楽しさを共感し、
子どもたち自身が上達を実感できるよう、精進してまいります。
本年も何卒よろしくお願いします。
高校サッカー選手権
香川県代表として全国大会に出場した高松商業サッカー部。
見応えのある試合展開を見せてくれましたね。
夏には高松商業がU-18フットサル大会に出場する前に
練習相手としてトップチームが対戦させてもらいましたし、
今回のメンバーの中にも小学生時代に関わった選手が複数います。
テレビ観戦ですが、応援する気持ちも強かったです。
どの選手も気持ちの入ったプレーで全力を尽くしたと思うので、
胸を張って帰ってきて帰ってきてほしいです。
長いフットボール人生の中で全国大会の経験は大きな財産になります。
これからもそれぞれの進路でフットボールを続けると思いますが、
フットサルを選ぶ選手がいると嬉しいですね。
今のスクール生たちも高校生になった時にこの舞台に立つ選手が出てくると思います。
そういうことも指導者として大きな楽しみの一つです。